
「使えない業種」を探すほうが、難しい時代になりました。
皆さん、こんばんは。
先日、生成AIに関するセミナーで、ある質問を受けました。
「生成AIって、どの分野で使えるんですか?」
正直に言います。
一瞬、きょとんとしてしまいました。
■ その質問が教えてくれたこと
皆さんは「生成AIが使えない業種」って、想像できますか?
製造業、建設業、飲食業、医療、福祉、不動産、士業……。
私はこれまで様々な業種の方とお話ししてきましたが、「うちの業界には関係ない」と言える分野に出会ったことがありません。
でも、この質問をいただいたとき、ハッとしました。
ああ、まだ「一度も使ったことがない」方が、こんなにいるんだ。
きっと、生成AIと聞くと「ハイテクな工場」とか「IT企業のエンジニアが使うもの」というイメージがあるのかもしれません。
テレビで見るような、ロボットアームが動き回る最先端の製造ラインとか。
でも、そういう現場って、実はもう「自分たちで走れる」んです。
専門のエンジニアがいて、最新の情報も自分たちで追いかけている。
私のような外部の人間が関わる余地は、ほとんどありません。
■ 私の「持ち場」はどこか
では、私は誰のために存在しているのか。
答えは明確です。
「アナログから、ようやくデジタルへ」
「生成AI、どう使えばいいの?」
そう思っている方たちです。
日本の中小企業の大半は、まさにこちら側にいます。
パソコンは使うけど、Excelの関数すら怪しい。
ChatGPTは聞いたことあるけど、触ったことはない。
そんな方々が、日本の経済を支えている。
だからこそ、私はここに全力を注ぎたいのです。
■ 答えは、AIが知っている
さて、冒頭の質問に戻りましょう。
「生成AIはどの分野で使えるのか?」
実は、この問いへの最も確実な答えを出す方法があります。
生成AIに、直接聞いてみてください。
たとえば、こんなふうに。
私は〇〇業を営んでいます。業務効率化をしたいのですが、生成AIをどのように活用すればいいですか?
たったこれだけで、あなたの業界に特化したヒントが返ってきます。
難しいことは何もありません。
「どの分野で使えるか」と悩むより、「私の仕事でどう使うか」と聞いてみる。
受け身の問いを、能動的な問いに変える。
それだけで、世界が変わります。
■ あなたの「現場」にこそ、出番がある
生成AIは、遠い世界の話ではありません。
あなたの目の前にある「面倒な事務作業」や、「毎回同じような文章を書く手間」。
そこにこそ、AIの出番があります。
「うちの業界は特殊だから」
そう思う気持ちは分かります。
でも、まずは一度、聞いてみてください。
そこから、あなたの会社の変化が始まります。

