
皆さんこんにちは。
毎日、目の前の業務に追われ、気づけばカレンダーが最後の1枚に…。
「ああ、今年もあっという間だったな」と感じている、地方で挑戦する経営者や個人事業主のあなたへ。
今日は少しだけ、耳の痛い、でもとても大切な話をさせてください。
私は海外での生活が長かったのですが、日本に帰ってきて驚いたことの一つに、「お店が休まないこと」がありました。
海外では、夏になると近所のカフェやパン屋さんが「2週間、バカンス行ってきまーす!」と平気で長期休暇を取るのが当たり前の光景でした。
翻って、日本ではどうでしょう?
「お客様を待たせるわけにはいかない」「自分が現場に立たないと店が回らない」。その真面目さと責任感は、本当に尊敬します。
私自身、中小企業支援の現場で、身を粉にして働く多くの経営者の方々とお会いしてきました。
その姿は、まさに現代の侍です。
しかし、あえて問いかけさせてください。
その働き方、いつまで続きますか?
Contents
「自分がいないと回らない」は、成長を妨げる”危険信号”
「石原さん、休むのが怖いんですよ」。
セミナー後の懇親会で、ある建設会社の社長がポツリと漏らした言葉が忘れられません。
彼のように、「自分が会社のボトルネックになっている」と感じている経営者は、実は少なくないのです。
- 重要な判断はすべて自分。
- 現場のトラブル対応も自分。
- 新しい営業先の開拓も自分。
これでは、社長が文字通り「会社の限界」になってしまいます。
新しいアイデアを考えたり、未来への投資を検討したり、本当に社長がすべき「未来を創る仕事」に使う時間が、日々の作業に奪われていく。
これは、会社にとって静かで、しかし深刻なリスクです。
「休む」はコストではなく「未来への投資」である
私がなぜ「戦略的に休め」と強くお伝えするのか。
それは、休むことが最高の自己投資であり、会社の未来への投資に直結するからです。
情報やタスクから意識的に離れる「何もしない時間」は、脳が情報を整理し、新しいアイデアを結びつけるための大切な時間。
散歩中や、ぼーっとお風呂に浸かっている時に、仕事の画期的なアイデアが降ってきた経験は、あなたにもありませんか?
それは決して偶然ではありません。
「休む」ことで、目の前の課題から一度視点を外し、森全体を俯瞰できるようになる。
すると、今まで見えなかった新しい道や、問題の根本原因が見えてくるのです。
これは、パソコンの前に一日中座っていても、決して得られないものです。
テクノロジーを”番頭”に。明日からできる「休む仕組み」の作り方
「理屈は分かった。でも、どうやって休めばいいんだ?」という声が聞こえてきそうです。
ご安心ください。私たちには、テクノロジーという強力な武器があります。
かつては社長が付きっきりで対応していた業務も、今やITツールがあなたの優秀な”番頭”として働いてくれます。
- 問い合わせ対応: 自動応答メールやチャットボットに一次対応を任せる。
- 予約管理: 予約システムを導入し、24時間365日、自動で受付をしてもらう。
- 情報共有: クラウドツールでマニュアルや進捗を共有し、誰でも状況が分かるようにする。
これらはほんの一例です。
大切なのは、「自分がやらなくてもいい仕事」を特定し、それをテクノロジーに任せていくこと。
そうやって生まれた時間こそが、あなたが本当に使うべき「未来を創る時間」なのです。
まとめ
この記事を読んで、「よし、休もう!」とすぐに思えなくても構いません。
まずは、「社長が休める仕組みを作ること」を、会社の重要なプロジェクトとして位置づけてみませんか?
いきなり長期休暇を取るのは難しくても、まずはスマホを置いて30分だけ散歩する、週に一度は午前中だけ仕事をしない時間を作る。
そんな小さな一歩からで大丈夫です。
地方で挑戦するあなたの会社が、5年後、10年後も地域で輝き続けるために。
目先の売上を追うだけでなく、未来の売上を創るための「戦略的な休み方」を、今日から一緒に考えていきましょう。
もし、その仕組み作りで何か困ったことがあれば、いつでも声をかけてください。
私は「先生」ではなく、あなたと共に未来を創る「伴走者」です。


