
分析ができなかったのではありません。「分からない」と言える相手が、いなかっただけでした。
昨日、サーチコンソールを開いて、3か月分の数字を見ていました。
分かったのは「書く量が足りない」ということではありませんでした。
書いている言葉のほうが、そもそも違っていたということです。
ところで、サーチコンソールを使ったことはあるでしょうか。
名前は聞いたことがあるけれど開いたことはない、という方が多いと思います。
私も、2年以上ブログを書いてきて、正面から見たのは昨日が初めてでした。
この記事に操作方法は出てきません。
書くのは、見て分かったことと、その見方をどうやって手に入れたか、の2つだけです。
なぜ分析だけは、いつまでも外注のままなのか
小規模事業者がホームページを作ると、たいていサーチコンソールとアナリティクスがセットで付いてきます。
サーチコンソールは、検索でどう見えているかを見る無料の道具。
アナリティクスは、サイトに来た人がどう動いたかを見る道具です。
どちらも入っている。ログインもできる。
それなのに、分析だけはほぼ全部が外注に回ります。
その理由を「知識がないから」で片づけないほうがいいと思っています。
実際のところは、もっと単純です。
どこを見ればいいのか分からない。それだけです。
実際、開いてはみたのです。表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位。数字はきちんと並んでいます。けれど、その数字が自分の商売にとって良いのか悪いのかが分からない。
分からないまま閉じる。これを、何度か繰り返していました。
道具を入れたところまでは、正しいのです。
止まっているのは、その次の1画面だけです。
「どこを見ればいいですか」と、そのままAIに聞いた
私はいま、Claudeにサーチコンソールをつないでいます。
MCP接続といって、生成AIに外の道具を直接つなぐ仕組みです。
Claudeの側には、役割を分けたAIを何体か置いてあります。
つないで最初に聞いたのは、大した質問ではありませんでした。
「これをつないだけれど、どこを見ればいいですか」
人に聞くには、少し恥ずかしい質問です。
2年以上ブログを書いている人間が、いまさら口に出す内容ではない——そういう気持ちも、正直ありました。
けれど、聞いてみて分かったのは、こういうことでした。
分析ができなかったのではない。分からない、と言える相手がいなかっただけだった。
外注していたのは、作業ではなかったのだと思います。
「分からない」と口に出す場所のほうを、外に置いていたのです。
サーチコンソールの見方|まず、どこを見ればいいのか
答えを1つだけ書きます。検索クエリの一覧です。
クエリというのは、その人が検索窓に実際に打ち込んだ言葉のことです。
難しい指標は全部飛ばして、まずここだけでいい。
誰が、どんな言葉で自分のサイトにたどり着いているのかが、そのまま並んでいます。
私の画面を、そのまま出します。少し恥ずかしいのですが、隠すと何も伝わらないので。

3か月で、表示はおよそ9,200回。クリックは374。
平均の掲載順位は9.8。つまり、だいたい1ページ目の下のほうには出ています。
問題はここからでした。
上位を占めていたのは、「ブリリアントジャーク 診断」と「チャッピー 呼び きもい」。
そして、仕事につながる言葉は「石川県 生成ai 研修」の1行だけ。3か月で5クリックです。
誤解のないように書いておきます。
上位2つの記事は、いまも人を連れてきてくれています。
消すつもりはありません。
読み物として当たったのは事実で、そこは素直に受け取るところです。
ただ、順位は取れている。記事から研修のページへのリンクも入っている。
ずれていたのは、言葉だけでした。
この状態で本数を増やしても、増えるのは同じ側です。私はそれを2年以上やっていたことになります。
もし、あなたの会社のホームページでも似たことが起きているとしたら、原因は更新頻度ではないかもしれません。
届いている言葉と、届けたい相手の言葉が、別々になっているだけかもしれない、ということです。
明日、1枚だけ貼ってみてください
やることは1つです。
サーチコンソールを開いて、検索クエリの画面をスクリーンショットする。
それを生成AIに貼って、「ここから何が言えますか」と一言添える。それだけです。
MCPでつないでいなくても、できます。画像が1枚あれば足ります。
返ってくるのは、たいてい難しい分析ではありません。
「この言葉で来ている人は、あなたの商品を探していますか」という、こちらが自分で答えるしかない問いです。
それでいいのだと思います。答えを持っているのは、こちら側だからです。
そして、もしその画面までたどり着けないのであれば、そこはお手伝いできると思っています。
私が代わりに分析をするのではありません。
設定を通して、AIに聞ける形にして渡すところまで。
読み解くのは、ご本人でいいのです。
そのほうが、次に何を書くかを自分で決められます。
「うちのホームページは意味がなかった」と結論を出す前に、見ておく画面が1つだけあります。
あなたのホームページには、いま、どんな言葉で人が来ているでしょうか。
設定だけ通して、あとはご自身で読めるようにしたい、という場合は、伴走のページに用意しています。
→ https://solobizjourney.com/dx-komon/

