
あなたの「便利になった」の一言が、石川のDXを動かす。
生成AIは便利です。DXは必要です。
講師の私がこう言っても、実は一番届きません。
私は石川県内で、生成AI研修やDXセミナーの講師をしています。
壇上でどれだけ熱を込めて語っても、聞き手の頭の片隅にはこう浮かんでいるはずです。
「そりゃ、講師なんだからそう言うでしょう」と。
これは私だけの話ではありません。
行政が「DXを推進します」と広報しても、ベンダーが「このツールで業務が変わります」と営業しても、構造は同じです。
DXを勧めることで立場や仕事を得る人の言葉は、どうしても割り引かれて聞かれる。
誰かが悪いのではありません。「声の構造」の問題です。
では、誰の言葉なら届くのか。実は、その答えを心理学はとっくに知っています。
ウィンザー効果とは——広告よりも口コミが信じられる理由
ウィンザー効果とは、利害関係のない第三者からの情報のほうが、当事者本人の主張よりも信頼されやすい心理効果のことです。ミステリー小説の登場人物のセリフが由来とされています。
身近な例を挙げればすぐ分かります。
企業の広告より、Googleレビューの星の数。
営業トークより、友人の「あの店、良かったよ」の一言。
同じ内容でも、「言っても得をしない立場」の人から出た言葉は、何倍も強く信じられるのです。
理屈はこれだけです。本題は理論ではありません。
この効果が石川で既に動き始めている、という事実のほうです。
石川で既に起きている「第三者の声」の連鎖
石川のDXの現場では、いま3つの層で声が連鎖しています。
①私が研修の場で伝える(第一者の声)
入口は生成AI研修・DX研修です。
介護、建設、士業——ITが得意ではない現場の方々と一緒に、実際に手を動かして生成AIを使います。
ただし正直に言えば、これは当事者の声です。私がどれだけ熱く語っても、宣伝の域を出ません。
②受講者が講師になる(語り手への転換装置)
そこで作ったのが石川DX実践会議です。
ここでは「教わった人が、次に教える側になる」循環が回っています。
昨日まで受講者だった人が、今日は自分の職場の同僚に、地域の仲間に、使い方を教えている。
この瞬間、声の主が変わります。
③彼らが自分の言葉で語り始めている(第三者の声の発生)
そして今、講師になった参加者たちが、自分の体験を自分の言葉で発信し始めています。
私が書かせたのではありません。
「便利になった」「現場がこう変わった」という一次情報を、本人が本人の言葉で語っている。
これこそが、私には決して出せない「第三者の声」です。
ここで白状しておきます。このリンク紹介も、しょせん私の宣伝です。だから割り引いて読んでください。その代わり、③で語っている彼らの言葉は、私の宣伝ではありません。
県民・市民にできることは、この連鎖に入ること
「自分はITに詳しくないから関係ない」と思った方にこそ伝えたいのです。
この連鎖に入るのに、専門知識は要りません。ハードルの低い順に3つだけ。
1. まず使う。
行政のオンライン手続き、地元のお店のキャッシュレス決済や予約アプリ。
一度だけ使ってみてください。合わなければやめていい。まず一度です。
2. 体験を語る。
「あの窓口、スマホで済んだよ」を家族や職場で一言。
GoogleレビューやSNSに書けばなお良い。
デジタル対応を頑張る地元のお店を褒める投稿は、その店の背中を確実に押します。
3. やがて教える側へ。
覚えた操作を隣の人に教えた瞬間、あなたは②③の連鎖の中にいます。
特別な資格も肩書きも要りません。
使った体験を自分の言葉で語った瞬間、あなたは石川のDXを進める「第三者の声」になるのです。
まとめ—私の声より、あなたの声
石川のDXを進める主役は、行政でもベンダーでも、ましてや講師の私でもありません。
「便利になった」と自分の言葉で語る、県民一人ひとりです。
私の言葉は、どうか割り引いて聞いてください。
その代わり、あなたの言葉は、あなたが思っているよりずっと強い。
語る側に回りたくなったら、石川DX実践会議でお待ちしています。

