
アプリは、買うものから「自分でつくるもの」へ。—金沢の片隅で、ひとりの社長の働き方が変わった。
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これは、あなたかもしれない
今日の主役は、田中 誠さん(55歳・仮名)。
金沢市内で小さな不動産会社を営み、ここ数年は地域に増え続ける空き家の管理代行を主力にしている、どこにでもいる地方の社長です。
※このストーリーは、私がセミナーや相談の現場で何度も出会ってきた「地方の社長のリアル」をもとに構成した、架空のペルソナです。特定の個人ではありません。でも——きっと、あなたの周りにも一人はいるはずです。
第1章:田中さんの「いつもの夜」
田中さんの会社が管理する空き家は、約40件。
- 草が伸びれば連絡が来る
- 雨漏りすれば駆けつける
- 所有者は県外に住んでいて、報告は毎月LINEと電話
管理状況は、すべて手書きの台帳とExcel。
点検に行った日付、写真、所有者への報告—全部バラバラです。
LINEは使っている。でも「使えている」とは言えない。写真を送って、文章を打って、台帳に書き写して……。
1件の報告に30分。40件で20時間。気づけば毎晩9時。
俺は不動産屋なのか、書類屋なのか分からんようになってきた
これが、田中さんの「いつもの夜」でした。
第2章:田中さんがセミナーにたどり着くまで
田中さんは、ある日いきなり「AppSheetを学ぼう!」と思ったわけではありません。
人が行動を変えるまでには、必ず段階があります。
| フェーズ | 田中さんの心の状態 | きっかけ・行動 | つまずき/感情 |
|---|---|---|---|
| ① 無自覚 | 「忙しいのは当たり前」 | 毎晩残業。疑問すら持たない | 諦め・麻痺 |
| ② 違和感 | 「このままでいいのか?」 | 同業の集まりで、若い社長が"スマホで物件管理"していた | 焦り・劣等感 |
| ③ 情報収集 | 「アプリって作れるの?」 | "ノーコード""業務アプリ 自作"で検索。専門用語ばかりで挫折 | 混乱・横文字アレルギー |
| ④ 比較・葛藤 | 「業者に頼むと数十万…」 | 開発外注の見積もりに絶句。補助金?いや、また人任せか… | 不信・コスト不安 |
| ⑤ 出会い | 「金沢で、しかも手を動かせる?」 | こくちーずプロで地元・近江町開催のセミナーを発見 | 安堵・期待 |
| ⑥ 決断 | 「2時間で自分で作れるなら、行く」 | ノートPC持参でハンズオン申込 | 一歩前進 |
ポイントは④の葛藤です。
多くの社長がここで「補助金で外注すればいい」と考えます。
でも田中さんは気づきました。他人に作ってもらったアプリは、自分で直せない。
変化の早い現場では、結局また誰かに頼り続けることになる、と。
だからこそ「自分の手で、自分の業務に合ったものを作る」—この一点で、田中さんはセミナーを選んだのです。
第3章:before / after —生々しい会話で振り返る
セミナーから2週間後。
田中さんと、長年連れ添うパート事務の北村さん(仮名)の会話を覗いてみましょう。
🔴 before(セミナー前)
北村:社長、また22番の点検報告まだですよ。所有者さんから「先月の写真どこ?」って。
田中:あー…台帳のどこかにあるはずや。Excelか、LINEのトーク遡って…ちょっと待ってな。
北村:その「ちょっと待って」が毎回30分なんですけど。
田中:分かっとるって!でもこれ、人に頼んだら金かかるやろ。俺がやるしかないやんか。
北村:……(また今夜も遅いな、この人)
🟢 after(AppSheet導入後)
田中:北村さん、22番ね、もう報告いったよ。
北村:え、もう?まだ夕方ですけど。
田中:現場でスマホパチパチっと。写真撮って、チェック入れて、「報告」ボタン押したら所有者に自動で飛ぶようにしたんや。
北村:……社長、それ業者に作ってもらったんですか?いくらしたんです?
田中:それがな、俺が作った。先月の金沢のセミナー、出退勤アプリ作るやつでな。「あ、これ空き家管理に置き換えられるやん」って、その場で気づいてもうて。
北村:社長がアプリを…?パソコン苦手で、LINEもやっと、だったのに。
田中:それがな、コードとか一行も書いてへんのよ。Excelの延長みたいなもんやった。最初の40件入れるのだけ大変やったけど、入れてしもたら——もう、戻れんわ。
北村:……今日、定時で帰れますね。
田中:……せやな。久しぶりや。
第4章:田中さんは、特別な人ではない
ここで強調したいのは、田中さんが「ITが得意だったから」変われたのではない、ということです。
- パソコンは苦手
- LINEはやっと使える程度
- 横文字が並ぶと反射的に閉じる
それでも変われたのは、「自分の現場の困りごと」を、自分の手で形にできると知ったから。
ノーコード開発(AppSheet)とは、つまり「業者に頼まず、社長自身が"自走"するための武器」です。
地方の中小企業に、潤沢なIT予算も専任の担当者もいません。
だからこそ 買うのではなく、つくる。頼るのではなく、自走する。
この発想の転換こそが、人手不足とコスト高に挟まれた石川の現場を救う、一番現実的な一手だと私は考えています。
おわりに:次の主役は、あなたです
田中さんが参加したのと、同じセミナーがここにあります。
■ 石川県DX実践セミナー
〜Google AppSheetでノーコード開発を体感する〜
📅 2026年6月25日(木)19:00〜21:00
📍 近江町交流プラザ 研修室2(金沢市青草町88/近江町いちば館4階)
💻 持ち物:ノートPC・Googleアカウント(Gmail)
💴 参加費:5,000円
🔗 お申込み:https://www.kokuchpro.com/event/c001c8941704eeb0234ddcc2973c5f48/
座学だけでは終わりません。
その場で、自分の手で、出退勤管理アプリを完成させるハンズオン型です。
田中さんのように「あ、これ俺の仕事に使えるやん」という瞬間を、あなたにも体験してほしい。
ノートPC1台。あなたの「いつもの夜」を変える2時間を、近江町でお待ちしています。

