
肩書きより、登壇回数を見ろ。教えていない講師は、学んでいない。
Contents
なぜ今、この話をするのか
石川県・富山県の経営者の皆さま、こんばんは。金沢を拠点にDX・生成AI活用の伴走支援をしております、石原です。
先日、ダイヤモンド・オンラインで非常に興味深い記事を読みました。
ケンブリッジ大学での学生指導を題材に、「教えること」こそが最大の学びであると論じた一本です。
教える行為には、学びの意味を問い直し、理解を反復して深め、相手への理解を強制される。だからこそ、長期的に成長し続ける人間は「教える側」に立ち続けている。
これを読みながら、私は膝を打ちました。
なぜなら、私自身のスキルが日々積み上がっていく最大の理由が、まさにここにあるからです。
そして同時に、石川・富山の経営者の皆さまにお伝えしたい「大きなヒント」が浮かびました。
今日の提言はシンプルです。
AI活用やDXの相談相手を選ぶとき、その講師・コンサルタントが「どれだけ講師として登壇しているか」を必ず調査してください。
これは、ITベンダーやコンサル会社の営業資料には絶対に載っていない、本物を見抜く唯一の一次情報です。
なぜ私のスキルは日々積み上がるのか
結論から申し上げます。私は「教える立場」に立ち続けているからです。
手元の実績をお示しします。
- セミナー登壇:75回以上
- 最多参加者:50名(一度の登壇で)
- 職業訓練DX講義:500時間超(現在5期目の講師)
- ISICO(石川県産業創出支援機構)専門家登録
- 石川県商工会連合会 専門家登録
- 労働局視察実績あり
数字を並べたいのではありません。
この登壇量が、私の「現場の引き出し」そのものだということをお伝えしたいのです。
職業訓練DX講座で500時間以上、受講者の目の前に立ち続けると、何が起きるか。
- 「この説明では伝わらない」という現場の壁に毎日ぶつかる
- 受講者が詰まるポイントが、自分の知識の抜けを教えてくれる
- 質問のたびに、自分自身が「なぜ?」を問い直さざるを得ない
- 50名の反応を見ながら、生成AIの使い方を日々アップデートする
つまり、教えるという行為そのものが、最大のインプットであり、最高の品質検査なのです。
逆に言えば、教える場に立っていないコンサルタントは、自分の知識が本当に現場で通用するかを検証する機会を持てていません。
「登壇回数」こそ、実力の一次情報である
経営者の皆さまに、あえて厳しいことを申し上げます。
AI・DXコンサルタントの世界には、横文字と肩書きで武装した「登壇経験ゼロの評論家」が大量に存在します。
- 「元〇〇大手出身」
- 「AI戦略コンサルタント」
- 「DX推進のプロフェッショナル」
こういった肩書きは、便利ですが一次情報ではありません。誰でも名乗れます。
一方、「登壇回数」「講義時間」「受講者数」は嘘がつけない数字です。なぜなら、
- 主催者が存在する(商工会連合会、職業訓練校、企業研修)
- 受講者アンケートという評価装置がある(ダメな講師は二度と呼ばれません)
- リピート依頼でしか継続できない(私が5期連続で職業訓練を任されている理由はここです)
つまり登壇回数とは、第三者による品質保証の積み重ねなのです。
ダイヤモンド記事が指摘する通り、「教え続けている人間」だけが、学び続けている人間です。
これは学習科学の結論でもあります。
騙されないための「3つの調査ポイント」
それでは、石川・富山の経営者の皆さまに、実務的な見極め方をお伝えします。
AI・DXコンサルへ発注する前に、必ず次の3点を確認してください。
① 公的機関への登壇・登録実績があるか
商工会、商工会議所、産業支援機構(ISICO等)、労働局、職業訓練校。
公的機関は審査が厳しく、一度でもハズすと二度と呼ばれません。
ここに継続的に呼ばれているかは、実力の最も信頼できる指標です。
② 年間の登壇回数と受講者数が公開されているか
「企業登壇70回以上」「受講者〇〇名」といった数字が明記されているコンサルは、検証を恐れていません。逆に「実績多数」「豊富な経験」といった曖昧な表現しか出てこないコンサルは要注意です。
③ 講義時間(総時間数)を答えられるか
単発の講演と、500時間クラスの職業訓練では、引き出しの深さが桁違いです。
「これまで通算で何時間、受講者の前に立ちましたか?」と聞いてみてください。
即答できない相手は、現場感覚が不足しています。
石川・富山の中小企業だからこそ、この基準が効く
大都市圏と違い、石川・富山では「誰に相談するか」を間違えると、やり直しが効きません。
中小企業・小規模事業主にとって、コンサル費用は決して小さな投資ではないからです。
私が地元企業の伴走支援で一貫してお伝えしているのは、「横文字ではなく、現場で汗をかいた一次情報で判断してください」ということです。
- 「AIで業務効率化」という抽象的な提案ではなく
- 「職業訓練500時間の中で、50代の受講者が詰まった具体的な場面」から得た知見
この差が、石川・富山の中小企業のDXを「動くもの」にするか「絵に描いた餅」にするかを分けます。
肩書きではなく、教壇に立ち続けているかを見てください
繰り返します。
AI・DXコンサルを選ぶ基準は、登壇回数・講義時間の実績です。
教え続けている人間だけが、学び続けています。
教え続けている人間だけが、現場の壁を知っています。
教え続けている人間だけが、あなたの会社で起きる「想定外」を事前に潰せます。
石川・富山の経営者・人事担当者・小規模事業主の皆さま。
発注前に、必ず相手の登壇履歴を調査してください。これは、あなたの会社の未来を守るための、最低限のリスク管理です。
そして、もしその基準で私をお選びいただけるのであれば、現場で積み上げた500時間の引き出しすべてを、あなたの会社に注ぎ込みます。

