
あなたの会社の優秀な社員が、私の記事を読んでいるかもしれない。
Contents
ダッシュボードに映し出された「大衆の熱狂」
先週、私のNoteに異変が起きました。
1週間の全体ビューが8,839。そのうち1本の記事だけで5,660ビューを叩き出したのです。
タイトルはこうです。
【転職の裏技】履歴書に『生成AIを毎日使っています』と堂々と書け。面接官があなたのスキルを品定めできない『今』が最大のチャンス

個人のブログで、1記事に1週間で5,000を超えるアクセスが集まる。
これは、業界では「異常値」と呼ばれる数字です。
炎上でもありません。バズ狙いのタイトルでもありません。
この数字は純粋に「読まれた」結果です。
経営者の皆さん、この話を対岸の火事だと思っているとしたら、それは大きな間違いです。
この5,660という数字を作っているのは、いったい「誰」なのか
Noteの読者層は、個人が圧倒的に多いです。
転職を考えているサラリーマン。副業を模索しているパート社員。
自分のキャリアに不安を感じている30代・40代・50代。
つまりこの5,660という数字は、
「生成AIを武器にして、今すぐキャリアを変えようとしている、現場の生身の人間たちの熱量そのもの」なのです。
彼らはなぜこの記事を読んだのか。答えは単純です。
履歴書に「生成AI」と書けば、面接官がまだ評価軸を持っていない今この瞬間が「最大のチャンス」だと気づいたからです。
つまり彼らは、会社に頼らず、自分でAIを学び、自分で武装し、次の職場を探し始めています。
私は石川県金沢市を拠点に70回以上の生成AI研修を行ってきましたが、受講者の感想で最近際立って増えてきた言葉があります。
「会社では使わせてもらえないので、個人で勉強しています」
これを聞くたびに、私は経営者の皆さんに問いかけたくなります。
不都合な真実——御社の「エース」は今夜、何を読んでいるか
石川・富山の中小企業で、採用難と人手不足に悩む経営者と話すとき、よくこんな言葉を耳にします。
「うちは優秀な人材が少ない」
「最近の若い子はすぐ辞める」
「採用してもすぐ離職する」
でも、本当にそうでしょうか。少し立ち止まって考えてみてください。
あなたの会社の優秀な社員が、今この瞬間、私の記事を読んでいるかもしれません。
スマートフォンを開いて「転職 生成AI 履歴書」と検索し、自分のスキルアップを会社の外で黙々と進めています。
そして履歴書を書き、面接の準備をしているかもしれないのです。
離職は、ある日突然起きません。
静かに、少しずつ、心が離れていく過程があります。
その過程の「決定打」になりやすいのが、「この会社では自分が成長できない」という確信です。
生成AIを学びたい、使いたいと思っている社員が、「うちはAI禁止だから」「そんなの使わなくていい」という空気の職場に留まり続けるでしょうか。
5,660人の行動が、その答えを突きつけています。
採用の現場でも、すでに「戦力差」が生まれています
私が研修を行うと、受講者の方々が口を揃えておっしゃることがあります。
「面接に来た方が、ChatGPTで志望動機を作ってきました」
「履歴書の文章がやけに整っていました」
さあ、その時にあなたの会社の面接官は何と答えるでしょうか。
「うちはAI禁止です」と答えれば、AIを武器にしようとしている優秀な求職者は、その瞬間に去っていきます。
逆に「うちはAIをどんどん使わせます。業務改善にも積極的に取り組んでいます」と答えられる会社に、彼らは吸い込まれるように集まっていきます。
採用は、もはや「どちらが選ぶか」の時代ではありません。
「どちらが選ばれるか」の時代です。
石川・富山の中小企業が東京の大企業と戦うとき、給料では到底かないません。
ですが「AIを使いこなせる環境」という土俵であれば、今すぐ勝負できます。
むしろ、決断が早い地方の中小企業こそ有利な土俵でもあります。
経営者自身が「変わる姿」を見せることが、最強の採用対策です
ITツール研修の話をしているのではありません。
議事録が3分で書けるとか、メールの文章が速くなるという話でもありません。
「AIを正当に評価し、活かせる会社かどうか」が、これからの採用と定着を左右する組織文化の話をしています。
私が65回以上の研修を通じて確信していることがあります。
変化のきっかけは必ず「トップが変わる姿を見せること」から始まるということです。
経営者が「俺もChatGPT使ってみた。これは面白い」と社員の前で言える会社と、「うちにはまだ早い」と言い続ける会社。
1年後、3年後に、どちらの組織が優秀な人材を抱えているでしょうか。
5,660という数字が、すでに答えを出しています。
一緒に、組織を変えていきましょう。
