
あなたに年間25万円を使ってくれる"ファン"は、もういる。鏡の向こうに。
皆さんこんにちは。
今日はちょっと、いつもと違う話をします。
AIでもDXでもありません。
「推し活」 の話です。
……いや、正確に言うと、推し活の話から始まって、最後にはちょっと違うところに着地します。
よかったら最後まで読んでみてください。
Contents
3.5兆円の熱狂──「推す」という新しいエネルギー
最近、どこを見ても「推し活」ですよね。
テレビをつけても、SNSを開いても、コンビニの棚を見ても。
2025年初頭の調査では、推し活をしている人はおよそ 1,384万人。
市場規模は 3.5兆円 にのぼりました。
さらに2026年1月の第3回調査では、そこからさらに拡大しているとのこと。
一人あたりの年間平均支出は 約25万円前後。
グッズを買ったり、ライブに行ったり、遠征したり。
これ、すごい数字です。
それだけの情熱とお金を、誰かに向けて惜しみなく注いでいる。
その熱量自体は、素晴らしいことだと思います。
ちなみに私自身は、いわゆる推し活はしていない部類です(笑)。
でも、ここで少し立ち止まってほしい数字がある
推し活の話をしておいて、いきなり冷や水を浴びせるようで申し訳ないんですが。
もうひとつ、知っておいてほしいデータがあります。
2025年の日本生活環境支援協会の調査(20〜60代、104名対象)によると、
自己肯定感が 「やや低い」44.2%、「とても低い」27.9%。
合わせて 72.1% の人が「自分のことを肯定的に思えていない」んです。
7割ですよ。
他の誰かには年間25万円を使えるのに、
自分自身には「よくやってるね」のひと言すら、なかなかかけてあげられない。
ちょっと、寂しくないですか。
あなたが一番推すべきなのは、誰か
誤解しないでください。
推し活そのものを否定しているわけじゃないです。
誰かを応援すること、好きなものに夢中になること。
それ自体は人生を豊かにしてくれる、素敵なことです。
でも──
優先順位が、逆になってはいないでしょうか。
ちょっと考えてみてください。
あなたの一番近くにいて、
一番長く苦労を共にしていて、
最初から最後まで、死ぬまで一緒にいる相手。
誰ですか?
そうです。
あなた自身です。
ほかの誰でもない、あなたです。
他の誰かのグッズを買う前に。
まず自分に「よくやってるよ」と声をかけてあげる。
それが、もしかしたら 最強の推し活 なのかもしれません。
【実話】大雪の後、海岸沿いで気づいた
ここから少し、私自身の話をさせてください。
私はこれまで、自分の人生をかなり赤裸々に語ってきました。
うまくいった話よりも、失敗した話のほうが多いかもしれません。
コロナの時期から最近にかけて、本当にしんどいことが続きました。
簡単に言えるようなものじゃなかったです。
でも、周りの方々──家族や、仕事でつながった方々、地域の支援者の方々──のおかげで、
ここ最近、ようやく光が見えてきました。
青空と海と、口から出た言葉
先週のことです。
石川県は大雪でしたが、ようやく峠を越して。
その日、久しぶりに青空が広がりました。
海沿いの道を運転していたとき。
窓の外には、雪をかぶった山と、冬の日本海。
ただ静かに走っていたら。
ふと、口から言葉がこぼれました。
「……自分、けっこう頑張ってきたな」
誰に褒められたわけでもない。
誰に言われたわけでもない。
でも、その瞬間、
私が、私自身の一番のファンになれた気がしました。
今日は、自分に「課金」しよう
ダメなところは、たくさんあります。
まだまだ足りないことも、山ほどあります。
でも、それも含めて「推し」なんだと思うんです。
完璧なアイドルなんていないし、完璧な人生もない。
それでも応援し続ける。信じ続ける。
それが「推す」ってことですよね。
だったら──
皆さんも、頑張っている自分を推してあげてください。
今日はちょっとだけ、誰かのためじゃなくて、自分のために時間を使ってみませんか。
好きなコーヒーを一杯飲むでもいい。
「今日もお疲れさま、自分」って、心の中でつぶやくだけでもいい。
自分を推せるようになった人だけが、
他人──お客様や、部下や、家族を──
本当の意味で「推せる」(支援できる)んだと、私は思っています。
