
その「守り」は、本当に誰のためですか?
皆さん、こんにちは。
これまで対面の少人数セミナーに、数多く登壇してきました。
参加費を払って来てくださる方は、基本的に前向きな方が多いです。
でも、一部には私を「試すような」厳しい質問をされる方もいます。
講師を始めたばかりの頃は、正直、動揺することもありました。
でも最近は、かなり慣れてきたんです。
Contents
よくある質問:「生成AIの答えって正しいんですか?」
これ、本当によく聞かれます。
以前は真正面から答えようとしていました。
でも最近は、こう問い返すようにしています。
「あなたにとって、"正しい"って何ですか?」
すると、質問した方も「うーん…」と考え込む。
そこから対話が始まるんですよね。
こんなふうに、受け答えを楽しめるようになってきました。
本題:ある社長さんの「耳障りのいい言葉」
さて、ここからが今日の本題です。
これは私が講師ではない、別の生成AIセミナーでの出来事でした。
ある参加者の方が、こうおっしゃったんです。
「私は従業員を大事にしているので、生成AIは使わせません」
その瞬間、私は思いました。
「ああ、従業員思いの社長さんなんだな」と。
不覚にも、そう感じてしまったんです。
でも、よくよく考えてみてください
生成AIの活用を社内で進める。
もちろん、ガイドラインをしっかり整えることは必須です。
でも、それができれば何が起きるか?
本来、人間がやるべき仕事に集中できるようになる。
これこそが、「従業員のことを思う」ということではないでしょうか?
生成AIは、人の仕事を奪うものではありません。
むしろ、面倒な作業を肩代わりしてくれる「頼れる助手」 のようなものです。
助手に任せられる仕事は任せて、自分にしかできないことに集中する。
それって、働く人にとってはありがたいことですよね。
「導入しない理由」に逃げ込んでいないか?
さらに言うと、こんな心配もあるんです。
「従業員を大事にしている」という、あやふやな言葉に逃げ込んでしまうこと。
その裏側で、何が起きているか。
想像してみてください。
すでに自宅で、生成AIの便利さを知っている人がいる
若い社員の中には、自宅でChatGPTを使っている人もいるでしょう。
「これ、めちゃくちゃ便利じゃん」と、すでに体感している。
でも会社では使えない。使わせてもらえない。
その人は、どうなるでしょうか?
転職しようとしたとき、太刀打ちできない
その会社にいる限り、生成AIのスキルは身につかない。
いざ転職しようとしても、他の会社では「AIを使いこなせる人材」が当たり前になっている。
普通に生成AIを活用している会社の人たちと、太刀打ちできない。
つまり、転職できないんです。
「従業員のため」という言葉の裏側
「従業員のことを考えている」
確かに、耳障りのいい言葉です。
でも、その結果として何が起きているか。
従業員の「市場価値」を下げてしまっている。
言い換えれば、従業員の未来を奪っている とも言えるんです。
これは厳しい言い方かもしれません。
でも、私は本当にそう思っています。
経営者の方へ:まずは1時間、触ってみてください
だからこそ、お伝えしたいことがあります。
経営者の方ご自身が、まず1時間でも生成AIに触れてみてください。
「よく分からないから」
「うちの業界には関係ないから」
「従業員を守るため」
そういった言葉で、判断を先延ばしにしていませんか?
触ってみれば、分かります。
怖いものではないこと。
むしろ、従業員の可能性を広げてくれるもの だということが。
おわりに:社員の未来を「毒」にするか「薬」にするか
経営者の決断ひとつで、社員の未来は変わります。
生成AIを「毒」にするか、「薬」にするか。
それは、経営者の皆さんの手の中にあります。
一緒に、社員の未来を創るステージへ上がりませんか?
私も、石川県からその伴走をさせていただきます。
