地域イベントに「生成AI」を足せ!「防災×ChatGPT」「どぶろく×NotebookLM」に見る掛け合わせの妙

「AIセミナー」を単発でやるのは、もったいない

皆さんこんばんは。 石川県で生成AIやDXのセミナー講師をしている石原です。

今日は、全国の自治体職員さんや地域のリーダーの皆さんに、ひとつ提案があります。

そのDXセミナー、本当に効果的ですか?

突然ですが、質問です。

「DXセミナー」「生成AI講座」と聞いて、どんな光景を思い浮かべますか?

おそらく多くの方が、会議室にパイプ椅子を並べて、プロジェクターの前で講師が話している……

そんな「ザ・研修」な風景を想像されるのではないでしょうか。

もちろん、それも大事です。 でも、正直に言います。

それだけでは、もったいない。

日本全国津々浦々、皆さんの地域でも様々なイベントや集まりが開催されていますよね。

防災訓練、お祭り、試飲会、公民館の講座、町内会の寄り合い……。

私はこう思うんです。

その「すべて」に、生成AIワークショップを組み込んでほしい、と。

発想の転換:AIの方から「出向く」

わざわざ「AIセミナーやります!」と告知して、人を集める。

これ、実はけっこうハードルが高いんですよね。

「難しそう」「自分には関係ない」と思われて、来てほしい人ほど来てくれない。

セミナー講師をしていると、この壁を痛感します。

だったら、逆にしましょう。

すでに人が集まっている場所に、AIの方から出向けばいい。

たとえば、こんな組み合わせはどうでしょう?

具体例:この「掛け合わせ」が面白い!

例1:防災セミナー × ChatGPT

地域の防災訓練や防災講座。 ここにChatGPTを持ち込んでみる。

「うちの町内、もし大雨が降ったらどこに避難すればいい?」

「高齢者が多いんだけど、避難の声かけってどうすればいい?」

こんな質問をその場でAIに投げかけて、みんなで画面を見ながら考える。

ハザードマップを読み解くのも、AIと一緒なら「なるほど、ここが危ないのか」とグッと身近になります。

防災の知識も深まるし、AIの使い方も自然と覚える。一石二鳥です。

例2:どぶろく試飲イベント × NotebookLM

これ、私が最近よく話す例なんですが。

地域の酒蔵さんが開く試飲会。 そこにNotebookLMを持ち込む。

NotebookLMというのは、資料を読み込ませると、その内容について何でも答えてくれるAIです。

いわば「専門家を一人雇う」ようなもの。

酒造りの歴史資料、地域の郷土史、蔵元さんのインタビュー記事……。

これらを読み込ませておくと、参加者が「このお酒の名前の由来は?」「昔はどうやって作ってたの?」と聞けば、AIがすらすら答えてくれる。

お酒を楽しみながら、地域の歴史にも触れられて、しかもAIの便利さも体感できる。

正直に言います。生成AIを活用できない場は、ありません。

なんにでも組み合わせられる。これが生成AIの強みです。

地域が手にする「果実」

この「掛け合わせ方式」、何がいいかというと。

参加者にとっては、ハードルが低い。

「AIの勉強」と構えるのではなく、「防災の話を聞きに来たら、なんか便利なものも教えてもらえた」という感覚。 楽しいイベントのついでに、自然と最新技術に触れられる。

主催者・行政にとっては、一石三鳥。

まず、イベントに新しい目玉ができる。集客にもつながります。

そして、地域のITリテラシーが少しずつ底上げされていく。

これ、実は将来の行政コスト削減にも直結するんです。

「ネットで調べればわかること」を窓口に聞きに来る人が減れば、職員さんの負担も減る。

住民が自分で情報を取れるようになれば、届けるべき人に届けるべき情報が届きやすくなる。

小さな積み重ねが、大きな変化を生みます。

組み合わせの妙が、地域を変える

「AI=難しい勉強会」という枠を、一度外してみてください。

AIは、地域の営みに溶け込む「便利な道具」です。

防災にも、お祭りにも、試飲会にも、公民館の講座にも。

どこにでも連れていける相棒のようなもの。

既存のイベントに、生成AIを「ちょい足し」する。

これこそが、地域にDXを根付かせる最短ルートだと、私は確信しています。

「なるほど、その手があったか!」

そう思っていただけたなら、ぜひ次のイベントで試してみてください。

組み合わせの妙が、きっと地域を変えていきます。

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