DX講座最終プレゼンで気づいた引き算の力|聴衆との距離が教えてくれた、伝わるスライドの極意

皆さん、こんばんは。

今日は、プレゼン資料について、ちょっと考えさせられる出来事があったのでシェアさせてください。

決戦前夜の教室にて

明日、私が担当している職業訓練DX講座の最終プレゼンがあります。

今日はその前日ということで、受講生の皆さんに資料の最終調整をしてもらっていました。

でも、私が一方的に「ここを直して」と指示したわけじゃないんです。

受講生同士で、お互いのスライドを見合いながら調整してもらいました。

受講生同士から生まれた「問い」

平均年齢60歳以上のクラス。

皆さん、それぞれの業界で長年キャリアを積んでこられた方ばかりです。

お互いのスライドを見ながら、自然とこんな会話が生まれていました。

「これ、後ろの席から読めるかな?」

「聴衆との距離を考えると、文字サイズどれくらい必要だろう?」

私が教えたわけじゃない。 受講生同士のやりとりの中から、この問いが出てきたんです。

そして、自分のスライドを見直す皆さん。

「あ、これ……読めないかも」

「この文章、全部いらないですね」

気づいた瞬間から、どんどん文字が消えていきました。

削るから、届く

面白いもので、「聴衆との距離」という物理的な制約を意識した途端、スライドが変わり始めるんです。

小さな文字は、物理的に読めない。

読めないなら、そこに書いてあっても意味がない。

意味がないなら、削るしかない。

これって、とてもシンプルな話ですよね。

でも、私たちはつい忘れてしまう。

「せっかく調べたから」

「これも大事な情報だから」

「念のため入れておこう」

そうやって足していった結果、本当に伝えたかったことが埋もれてしまう。

料理でいえば、調味料を足しすぎて、素材の味が分からなくなるようなものです。

「DXは引き算」という言葉の意味

ここで、ふと思い出したことがあります。

「DXは引き算」

これ、DXの世界ではよく言われる言葉なんです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)って聞くと、なんだか新しいシステムを「足す」イメージがありませんか?

でも、本質は逆なんです。

複雑になりすぎた業務を見直す。

本当に必要なものだけを残す。

不要なプロセスを削ぎ落とす。

つまり、「引き算」なんですよね。

DX講座の最終プレゼンの準備が、受講生同士の対話から自然と「引き算」の実践になっている。

これって、なかなか面白い偶然だなと思いました。

いや、偶然じゃないのかもしれません。

この講座の神髄が、最後の最後に現れたのかもしれない。

困ったときは、引いてみる

世の中、足しすぎていることって多いと思いませんか?

情報も、機能も、選択肢も。

便利になったはずなのに、かえって迷う。 たくさんあるはずなのに、何を選べばいいか分からない。

そんなとき、試してほしいのが「引き算」です。

「これ、本当に必要?」

「なくても困らないんじゃない?」

そう問いかけてみるだけで、見えてくるものがあります。

「引き算」できる人は、引き算されない

最後に、ちょっとドキッとする話を。

これからの時代、会社や組織で生き残れるのはどんな人だと思いますか?

私は、「引き算ができる人」 だと思っています。

情報の洪水の中から、本質を見極められる人。

複雑な状況を、シンプルに整理できる人。

「これはいらない」と言える勇気を持った人。

そういう人は、会社から「引き算」されることはないはずです。

……逆に言えば、足すことしかできない人は、ちょっと危ないかもしれませんね。

明日の最終プレゼン、受講生の皆さんがどんな発表をしてくれるか、今から楽しみです。

きっと、「引き算」されたスライドから、本当に伝えたいことが、まっすぐ届くはず。

皆さんも、何かに行き詰まったら、ぜひ「引き算」を試してみてください。

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