
「話せない英語」に使った時間、取り戻せますか?
皆さん、こんにちは。 石川県で生成AIの活用についてお伝えしている石原です。
今日は、ちょっと勇気のいるテーマについて書いてみます。
Contents
はじめに断っておきたいこと
最初にお伝えしておきますが、これはあくまで私個人の意見です。
現在、学校で英語教育に携わっている先生方を否定したいわけではありません。
ただ、生成AIの活用を毎日発信し続ける中で、どうしても感じてしまうことがあるんです。
それは——
「義務教育での英語教育、本当に必要なんだろうか?」
という疑問です。
北米で6年暮らした私の、正直な話
私はアメリカとカナダで合計6年間、生活していました。
「じゃあ英語ペラペラでしょ?」と思われるかもしれません。
でも正直に言うと、私が一番英語を使えていた時期って、海外にいた頃じゃないんです。
27歳ごろ、日本で英会話学校に通いまくっていた時期。
それから、6年ほど前にインバウンド向けの民泊を経営していた頃。
この2つの時期が、実は一番「使える英語」が身についていました。
学校英語は「土台」になっていなかった
振り返ってみると、私の英語力の土台は学校の授業ではなかったんですよね。
むしろ、いったん学校英語をリセットして、自分でお金と時間をかけて学び直した。
そして周りを見渡しても、仕事で英語を使っている人たちは、皆そうなんです。
「学校で習ったことをそのまま使ってます」という人に、私はほとんど会ったことがありません。
年間1兆円という「埋没費用」
ここで、ひとつ数字の話をさせてください。
「サンクコスト」という言葉があります。
日本語で言うと「埋没費用」。
すでに使ってしまって、もう取り戻せないお金や時間のことです。
たとえるなら、映画館で「つまらない」と思っても、チケット代がもったいなくて最後まで観てしまうあの感覚。
でも冷静に考えれば、つまらない映画を観続ける時間こそがもったいないですよね。
では、日本の義務教育の英語に、どれだけのコストがかかっているか。
ざっくり計算すると——
- 小中高の児童生徒数:約1,200万人
- 教員の人件費ベースで:年間およそ1兆円規模
教材費や研修費を含めると、さらに膨らみます。
そして何より、子どもたちの膨大な時間も含まれています。
「ほとんど誰も話せるようにならない仕組み」に、毎年これだけのリソースを注ぎ込んでいる。
これは、ちょっと立ち止まって考えるべきことではないでしょうか。
生成AIが「言葉の壁」を溶かす時代に
今、生成AIの進化によって、状況は大きく変わりつつあります。
英語の文章を自分で読む機会は、どんどん減っていくでしょう。
もちろん「自分で話せる」ことには価値があります。
でも、その学び方だって、AIが最適化してくれる時代になりました。
だからこそ私は思うんです。
義務教育の英語にかけているリソースを、AI活用の教育に切り替えるべきではないか、と。
おわりに
繰り返しますが、これは私の私見です。
「英語教育をなくせ」と乱暴に言いたいわけではありません。
ただ、「当たり前」を疑ってみることって、大事だと思うんです。
皆さんは、どう思われますか?

