
みなさんこんにちは。
サイレンが鳴る前に、煙の匂いを嗅ぎに行く。それが、これからの支援者の役目だと思うんです。
※これは、私自身の理想と願望を綴った話です。
Contents
サイレンを待つ消防署で、感じた違和感
ある日、ふと思ったんです。
私たち支援者って、「消防署」に似てるなって。
立派な相談窓口がある。最新の生成AIやDXツールの知識もある。そして、研修やセミナーで登壇する機会もいただいている。
でも、基本的には「待っている」んですよね。
企業さんからの相談の電話が鳴るのを。セミナーに参加者が来てくれるのを。
「困ったことがあったら、いつでも相談してくださいね」って、ずっと言ってる。
それ自体は、もちろん大切なことです。
でも、最近、こんな声が聞こえてくるようになったんです。
街のあちこちで、煙が上がっている
「生成AIって、なんだか難しそう…」
「うちみたいな小さな会社には関係ないでしょ」
「デジタル化したいけど、何から始めたらいいか分からない」
こういう声。
これって、まだ「火事」にはなっていない、でも確実に「煙」が上がってる状態だと思うんです。
配線が古くなってるのに気づかないまま使ってる。
タバコの不始末に気づいてない。乾燥した木材が積まれたまま。
そんな小さな「火種」が、街のあちこちにある。
でも、私たちは「消防署」で待ってる。
「大きな火事になったら、通報してくださいね」って。
本当は、火事が起きる前に動きたい
ある経営者さんと立ち話をした時のことです。
「石原さん、実はね、AIとか使ってみたいんだけど…なんか敷居が高くて。セミナーとか行くほどでもないし、相談するのも大げさかなって」
その言葉を聞いて、ハッとしました。
サイレンが鳴るほどの「火事」になる前に、この小さな煙を消せたら。
そうすれば、この経営者さんの会社は、もっと楽になるかもしれない。
従業員さんも、もっと働きやすくなるかもしれない。
でも、今の私は「消防署」にいる。
「何かあったら、連絡くださいね」としか言えない。
それが、すごく、もどかしかったんです。
これからの支援者は、「防火」の人でありたい
最近、考えてることがあります。
これからの時代の支援者って、「消火」じゃなくて「防火」じゃないかって。
燃え盛る炎の中に飛び込んでヒーローになることじゃない。
街を歩いて、一軒一軒の会社を訪ねて、「最近、何か困ってることない?」って声をかける。
「ああ、この配線、ちょっと危ないですね」
「この作業、AIで少し楽にできますよ」
「デジタル化って、こんな小さなことから始められるんですよ」
そんな会話を、コーヒーでも飲みながら、気軽にできる。
それが、本当の「伴走支援」なんじゃないかって。
町に出て、火種を一緒に消したい
もちろん、相談窓口も大切です。セミナーも、研修も、必要です。
でも、それだけじゃ届かない人たちがいる。
「相談するほどでもないけど、ちょっと聞きたい」
「何が分からないのかも、分からない」
「とりあえず話を聞いてほしい」
そんな小さな火種を抱えてる人たちに、もっと近づきたい。
町に出て、街角で、喫茶店で、工場の片隅で。
「最近どう?何か困ってることない?」って、気軽に声をかけられる支援者でありたいんです。
私の願望と、これからの挑戦
これは、あくまで私の理想です。願望です。
でも、この想いを胸に、少しずつ、動き始めています。
相談窓口だけじゃなく、もっと現場に出ていく。
セミナーだけじゃなく、もっと対話を増やしていく。
サイレンを待つ消防士じゃなく、煙の匂いを嗅ぎに街を歩く支援者でありたい。
石川県、金沢市から。
地方からでも、新しい働き方を。
そんな未来を、一緒に創っていけたら嬉しいです。


