
なぜバラバラのデータが問題なのか、温泉旅館の事例から考えてみませんか?
こんにちは!石川県で中小企業の生成AI・DX支援をしている石原です。
先日、求人サイトで「Looker Studioでのデータ可視化ができる専門家募集」という案件を見かけました。
これを見た瞬間、「あ、これは私が温泉旅館さんでお手伝いしたあの仕事と全く同じだ」と思ったんです。
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温泉旅館で起きていた「データのバラバラ問題」
その温泉旅館さんは、こんな状況でした。
・ECサイトの売上データ ・ふるさと納税の売上データ
・予約アプリの売上データ
これらが全部別々の場所に保存されていて、経営状況を把握するのにとても時間がかかっていたんです。
社長さんは毎月、3つのシステムを行ったり来たりして、電卓片手に売上を集計していました。
「今月の売上はどうだったかな?」と確認するだけで半日かかってしまう状態でした。
BIツールって何?身近な例で説明します
ここで「BIツール」という言葉が出てきますが、難しく考える必要はありません。
BIツールというのは、簡単に言えば「家計簿アプリの会社版」だと思ってください。
家計簿アプリって、銀行口座やクレジットカードの情報を連携すると、自動的に「今月の食費はいくら」「光熱費はいくら」って見えるようになりますよね?
BIツールも同じです。
会社の様々なデータを一箇所に集めて、「今月の売上はいくら」「どの商品が一番売れているか」を一目で分かるようにしてくれるツールなんです。
温泉旅館での実際の変化
温泉旅館さんには、Googleの「Looker Studio」という無料のBIツールを使って、バラバラだった売上データを一つのダッシュボード(管理画面)にまとめました。
before(導入前)
- 3つのシステムを行ったり来たり
- 月次売上確認に半日かかる
- どの販路が好調なのか分からない
after(導入後)
- スマホで5分で全体状況を把握
- 販路別の売上が一目瞭然
- 前年同月との比較も自動表示
社長さんからは「朝のコーヒータイムに、スマホでサッと売上状況をチェックできるようになった」と喜んでいただきました。
なぜ今、中小企業にBIツールが必要なのか
実は、この温泉旅館さんのような「データがバラバラ問題」を抱えている中小企業は本当に多いんです。
理由①:情報源の多様化
昔は店舗売上だけでしたが、今はEC、SNS、各種予約サイトなど、お客さまとの接点が増えています。
理由②:意思決定のスピード化
コロナ禍で学んだように、経営環境は急激に変化します。
データを見ながら素早く判断する必要があります。
理由③:人手不足への対応
少ない人数で効率よく経営するためには、データ集計作業を自動化することが欠かせません。
職業訓練校でも教えている、身近なツール
私は職業訓練校でも定期的にBIツールの講義をしているのですが、受講生の皆さんからよく言われるのが「思っていたより簡単だった」という感想です。
特にLooker Studioは、Googleアカウントがあれば無料で使えるので、「まずは試してみる」ハードルがとても低いんです。
地方の中小企業だからこそ、データ活用を
私の使命は、生成AIやITツールを通じて中小企業の「新しい働き方」を支援することです。
石川県のような地方にいても、データをうまく活用すれば、大都市の企業と同じレベルで戦えます。
むしろ、地方の中小企業の方が「社長の決断が早い」「全社員の顔が見える」といった強みを活かして、データ活用の効果を実感しやすいと感じています。
もしあなたの会社でも「複数のシステムからデータを集計するのが大変」「売上状況の把握に時間がかかる」といった課題があれば、専門家である私に直接ご相談いただくことも可能です。
データ活用で、地方からでも世界とつながる働き方を一緒に実現していきませんか?


