
皆さん、こんばんは!
金沢で中小企業さんのDXをお手伝いしている石原です。
「高い費用をかけて生成AIの研修を実施してみたんだ」
「期待の若手を、都会でやってる流行りのセミナーに参加させたんだよ」
最近、経営者の方からそんなお話を聞く機会が増えました。
でも、その後に続くのは、決まってこんな言葉です。
「…なのに、現場は何も変わらないんだよね」
せっかく未来のために投資したのに、これでは本当にもったいない。
今日は、なぜ多くの研修が「受けっぱなし」で終わってしまうのか、そして、どうすれば成果につながる「本物の研修」になるのか、僕自身の経験も交えながらお話ししてみたいと思います。
Contents
なぜ?研修が「絵に描いた餅」で終わる3つの理由
研修がうまくいかないのには、実は共通した「ワケ」があります。
皆さんの会社で実施した研修は、もしかしたらこれに当てはまっていませんか?
理由1:講師が「遠い世界の評論家」
立派な理論や「あるべき論」を語ってくれるけど、どこか他人事。
私たち中小企業の、日々の泥臭い業務や、限られたリソースの中で戦っている現実を、本当の意味で理解してくれていない…。
まるで、運転したことがない人が、分厚いマニュアルを読み上げて車の運転を教えているようなものです。これでは、心に響きませんよね。
理由2:ずっと講師が喋りっぱなしの「一方通行」
2時間、ただひたすらスライドを眺めて、講師の話を聞くだけ。
「なるほどな〜」とその場では思っても、いざ自分の席に帰って「さあ、自分の仕事にどう活かそう?」と考えても、手が止まってしまう。
実践する場がない研修は、ただの知識のシャワーで終わってしまいます。
理由3:誰にでも当てはまる「ありきたりな内容」
参加している企業の業種や、社員一人ひとりのITスキルレベルはバラバラなはずなのに、みんな同じ内容のテキストを使う。
これでは、自分事として捉えるのは難しいですよね。 様々な症状の患者さんにも同じ風邪薬を処方しているようなものです。
大切なのはスキルより「変化」成果に繋がる3つの秘訣
じゃあ、どうすればいいのか?
わたしは、研修のゴールは「新しいスキルを覚えること」だけじゃないと考えています。
本当のゴールは、研修をきっかけに、日々の仕事のやり方が変わり、会社に新しい文化が生まれる「変化のきっかけ」 になること。
そのために、僕が何よりも大切にしている3つの秘訣があります。
秘訣1:講師は「伴走者」であるべし
壇上から一方的に話すのではなく、スッと隣に座って、同じPCの画面を覗き込み、「ここ、難しいですよね」「こうやったら、もっと楽になりませんかね?」と一緒に悩む。
主役はあくまで参加者の皆さん。
わたしは、皆さんがゴールまで走り切れるように隣でペースを支える「伴走者」でありたいと思っています。
秘訣2:教材は「自社のリアルな課題」であるべし
研修で使う事例は、架空のものではありません。
皆さんが「明日からやらなきゃいけない見積書作成」や「毎週頭を悩ませる報告書」そのものです。
研修で学んだテクニックが、そのまま翌日からの業務改善に直結する。だからこそ、参加者の目の色が変わるんです。
秘訣3:目的は「スキルの定着」であるべし
研修は、1日で終わりじゃありません。
それは、あくまでスタートです。
学んだことを実践してみて出てきた「あれ、どうやるんだっけ?」という疑問に、チャットでいつでも答えたり、月次で集まって「こんな風に業務で使ってみたよ!」と共有会を開いたり。
本当の意味でスキルが「定着」し、行動が「変化」するまで、とことん付き合う。
それが、僕の考える研修の姿です。
まとめ
「研修」とは、時間を消費するイベントではなく、会社の未来を創るための大切な「投資」です。
もし、「うちも研修をやったきりになってるな…」と感じているなら、ぜひ一度お声がけください。
評論家としてではなく、皆さんの会社のチームの一員として。
地方の中小企業が、デジタルの力で自分らしく、もっと自由に働ける未来を、ここ金沢から一緒に作っていけたら嬉しいです。


