
皆さんこんにちは。
昨夜、なんとなく観ていたドラマの舞台は児童相談所(児相)でした。
ストーリー自体よりも、そこで働く職員さんたちの職場が“紙であふれかえっている”ことに、どうしても目がいってしまいました。
「ああ、やっぱりまだここでも紙…」そう思わずにはいられませんでした。
ITコンサルの私が日々伝えている「業務のIT化、DX化」の必要性。
もうこれ以上“人の力”を消耗しなくても、
賢くデジタルを使えば、本当に向き合うべき「子どもや家族」にもっと寄り添える時間が生み出せるんじゃないか?
というモヤモヤが止まりません。
でも、「どうせ難しい、大規模投資でしょ?」と思っていませんか?
実は今、GoogleのNotebookLMやAppSheetのような、誰でも使えるツール、しかも「無料または格安」の選択肢も急増しています。
「常識を疑え」。
今日はそんな視点で、児童相談所のアナログ課題をぶった斬り、今すぐ始められる業務DX戦略について一緒に考えてみましょう!
Contents
なぜ児童相談所は今も“紙”なのか?
- 書類であふれる日々。記録、リスク評価、ケースファイル…。
- 情報共有は“手渡し”や“引き継ぎノート”。探すのも、集計も非効率。
- 属人性が高く、ベテランの“感覚”やノウハウ頼み。
つまり、「紙(アナログ)=伝統」ではなく、非効率とタイムロス、そしてヒューマンエラーの温床になっていました。
NotebookLMとGoogle AppSheetとは?
NotebookLM(ノートブック・エルエム)
Googleの生成AIを活用し、PDFやWordなど資料ファイル、メモ、法律ガイドラインまで“一箇所にまとめて”、キーワードで即座に関連情報を引き出せる「AIノートブック」です。
- 例えば:「児相で過去の同種ケースを検索」「最新の児童福祉法ガイドブックをAI要約」
Google AppSheet(グーグル・アップシート)
プログラミング不要! スプレッドシート感覚で「業務用アプリ」を作れる自動化プラットフォーム。
- 例えば:「日報・ケース記録のデジタル入力フォーム」「訪問スケジュールの自動管理・アラート」「統計レポート自動集計アプリ」
【アナログ課題 × NotebookLM/AppSheet 活用アイデア】
| アナログ課題 | NotebookLMでできること | Google AppSheetでできること |
|---|---|---|
| 過去ケースや法令情報の調査が手作業 | 法令・ガイドPDFを一元管理&AI要約 | 要約データを表示するアプリをすぐ作成 |
| 紙ベースの記録で情報共有が遅い | 会議議事録や面談記録もAI要約&一元管理 | 日報やモニタリングをスマホ入力・自動通知 |
| 勘と経験頼みのリスク分析、抜け漏れ | 過去判断パターンをAIに学習・アドバイス | チェックリスト・評価フォームを標準化 |
| 集計作業や報告書作成が毎月“人力” | 必要情報をすぐ検索・AI自動まとめ | 集計グラフや進捗レポートがワンクリック |
| 属人化・引き継ぎミス | ドキュメント・ナレッジベース一元化 | 業務手順やFAQを誰でも触れる社内アプリに |
価値提案:今すぐ“紙”から脱却、DXは身近な“最強の味方”
- 業務効率が劇的UP:記録〜集計まで、自動化と見える化で残業減少
- 引き継ぎ・ナレッジ共有が容易:AI×アプリで“勘”から“共通言語”へ
- 子どもや家族に向き合える本来の時間が生まれる
特別なスキル不要で「明日から」でも使い始められるDXツールが、ここまで進化しています。
行動を即す——小さな一歩から
児童相談所(や行政機関)の皆さん、
「このやり方しかない」と思い込んでいませんか?
NotebookLMやAppSheetなら、一人の“気づき”がチームや組織の未来を動かすきっかけになります。
DX化は大企業や本社のお話じゃない。“現場主導”こそ、誰もが小さく始められる「未来づくり」そのものです。
明日の職場で、まずは同僚と“紙を1枚減らすには?”と問いかけてみてください。
その先に、NotebookLMやAppSheetが“味方”としてきっと役立つはずです。
おわりに:常識を疑い、子どもと向き合う時間を
「アナログで大変だよね……」で終わらせず、この現実だからこその気づき、新しい一歩を。
“誰でも使えるDXツール”こそ、今こそ子どもや社会を守る真の力になる、と私は信じています。
あなたも、児童相談所のDX革命に「小さな1ページ」を加えてみませんか?
この記事を書いた人
石原 愛信(いしはら あきのぶ)
石川県DX専門家 / 中小企業支援コーディネーター
石川県内の中小企業・小規模事業者様向けに、生成AIやITツールを活用した業務効率化の伴走支援を行っています。
これまでに商工会などで65回以上のセミナー・研修に登壇 。
▼個別相談・伴走支援をご希望の経営者様へ
私のコンサルティングや伴走支援には、費用の一部を公的機関が負担する「専門家派遣制度」をご利用いただけます。
ISICO(石川県産業創出支援機構)や石川県商工会連合会などに、公式な専門家として登録しております。
各機関の窓口でご相談される際に、「石原さんの支援を受けたい」と一言お伝えいただくと、手続きがスムーズです。
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