面倒なBBQの段取り、丸投げしてませんか?岐阜の幹事が生成AI,NotebookLMで覚醒した話

皆さんこんにちは!

今日はGoogleの最新生成AIツール、「NotebookLM」の、ちょっと意外な活用法を紹介します。

私自身、打ち合わせの音声を放り込んで議事録を作ってもらうなど、このAIを毎日使い倒しているんですが、「こんな使い方があるんじゃ!」と閃いたので紹介します。

それは、岐阜に引っ越してきたばかりのある男性の話。(想像のお話です)

地域の集まりで、いきなり「河川敷でのバーベキュー」の幹事を任されてしまったそうです。

土地勘もなければ、何から手をつけていいかも分からない…。

途方に暮れていた彼が出会ったのが、このNotebookLMでした。

この記事を読めば、あなたの「めんどくさい」が「面白い」に変わります。

単なるAIの紹介ではありません。あなたの段取り力を覚醒させ、退屈な準備を「攻略法を見つけ出す戦略ゲーム」に変える、新しい思考法そのものを提案します。

記憶力に頼った曖昧な計画は、もうやめにしませんか?

そもそも「NotebookLM」って何?

一言でいうと「あなた専用のAIアシスタントがいる、魔法のノート」です 。

一般的な生成AIと違うのは、あなたが読み込ませた資料(ソース)の内容だけを基に、忠実に、正確に答えてくれること。

だから、急に嘘をついたり、知らないことを知ったかぶりしたりしません。

最高の相棒なんです。

もう悩まない!NotebookLM式バーベキュー準備術

彼がやったことは、驚くほどシンプルでした。

ステップ1:思考停止で、情報を全部放り込む

まず、彼は手当たり次第に集めた情報を、NotebookLMにアップロードしました。

  • 岐阜市の河川敷公園の利用ルール(公式サイトからダウンロードしたPDF)
  • 参加者リストと、アレルギーの有無を書いたメモ(テキストファイル)
  • 「バーベキュー 持ち物」で検索して見つけたブログ記事のURL
  • YouTubeで見つけた「失敗しない炭の火起こし術」の動画URL
  • (私なら、共同幹事との「何する?」という会話を録音した音声ファイルも入れますね!自動で文字起こししてくれるので最高です 3

これまでの常識なら、これらの情報を全部自分で読んで、覚えて、整理する必要がありましたよね?

でも彼は、その「覚える」という作業を、すべてAIに丸投げしたんです。

ステップ2:AIに「壁打ち」質問をする

次に、彼はAIに質問をぶつけていきました。

  • 「この公園のルールで、特に注意すべき点を3つ教えて」
  • 「参加者リストから、アレルギー持ちの人をリストアップして」
  • 「ブログ記事と参加者リストを基に、15人分の買い出しリストを『肉』『野菜』『その他』に分けて作って」
  • 「炭の火起こしの手順を、小学生にも分かるように説明して」

どうでしょう?

AIが、まるでベテラン幹事のように、彼の資料から的確な答えを瞬時に引き出してくれます。

ステップ3:AIに「未来」を予測させる【ここが本質】

そして、ここからが彼の常識が覆された瞬間です。

彼は最後に、こんな魔法の質問をしました。

「すべての資料を基に、このバーベキューで起こりうる問題点を3つ予測し、その対策案を教えて」

NotebookLMの答えは、彼を震えさせました。

  1. 問題予測①: 公園ルールに「週末は駐車場が混雑する」とあります。参加者が車で来た場合、駐車できない可能性があります。
    • 対策案: 事前に公共交通機関の利用を促すか、乗り合わせを呼びかける。
  2. 問題予測②: 参加者メモに「子供連れ5家族」とあります。火起こしや調理中、子供が火に近づき火傷する危険性があります。
    • 対策案: ロープなどでキッズスペースを明確に区切り、BBQコンロから物理的に距離を保つ。
  3. 問題予測③: 火起こし動画で「川沿いは風が強い」と言及されています。風で火が消えたり、灰が飛んだりする可能性があります。
    • 対策案: 風よけ(ウィンドスクリーン)を準備するか、コンロの配置を工夫する。

彼はただ情報を整理させただけではありません。

AIに未来のリスクを予測させ、先回りして対策を打つという、一段上の使い方にたどり着いたのです。

さぁ、今度はあなたの番です

この話は、岐阜のバーベキューだけの話ではありません。

仕事のプロジェクト、旅行の計画、資格の勉強…あなたが「段取りが面倒だ」と感じるすべてのことに応用できます。

バラバラの情報を前にうんざりする時代は終わりました。

情報をAIに預け、あなたは「問いかける」ことと「気づきを得る」ことに集中する。

それが、これからの賢いやり方です。

さぁ、あなたの周りで活用できる方法が必ずあります。

今から使ってみましょうね。

👉 あなたの“いいね”が、次回の発信の源になります!

共感したらぜひ、ポチッと応援よろしくお願いします✨

この記事を書いた人

石原 愛信(いしはら あきのぶ)
石川県DX専門家 / 中小企業支援コーディネーター
石川県内の中小企業・小規模事業者様向けに、生成AIやITツールを活用した業務効率化の伴走支援を行っています。 これまでに商工会などで60回以上のセミナー・研修に登壇 。

▼公式サイト・実績・SNS一覧はこちら

https://linkbio.co/solobizjourney