
皆さんこんばんは。
生成AIに触れたことのある方も、ない方も。
「ChatGPTって、高度で難しそう」と感じていませんか?
でも、私がセミナーで一番よく使っている方法はとてもシンプル。
それは――「ネガティブな意見を先に出す」ために使うというものです。
Contents
このブログの価値
- 会議やチームの場で発言しにくいネガティブ意見を可視化する方法
- なぜそれが「建設的な空気」をつくるのか
- 初心者でも使える、生成AIの具体的な活用法
会議で空気が止まる瞬間、ありませんか?
たとえば、新しいアイデアを提案したとき。
本当は「ちょっと難しいかも…」「うちの体制では無理かも」と思っていても、
その場で否定的な意見を言い出せず、モヤっとした空気になること、ありませんか?
その“言いにくさ”が、プロジェクトの停滞や、誰も本音を言わなくなる原因になります。
だからこそ、生成AIに「言わせる」
私がセミナーで行っているのは、ChatGPTにこう質問する方法です:
この提案に対して、ありがちな反対意見や心配な点を10個挙げてください。
すると、ChatGPTは淡々と答えてくれます。
感情を傷つけることもなく、誰かを責めることもない。
むしろ、「あ、確かにそれあるかも」と頷けるような内容が出てきます。
✅ 会議の前に出そうなネガティブなアイデア(意見)とその奥にある心理
①「うちにはそんな時間の余裕がない」
🧠 背後の心理:
- 新しいことを学ぶ=業務が止まるのではという不安
- 現場がすでにいっぱいいっぱいで、心に余裕がない
- “自分だけやらされる”という孤立感の恐れ
②「うちの社員はITに弱いから無理」
🧠 背後の心理:
- 過去に導入して失敗した経験がある(トラウマ)
- 自分自身も実は不安だが、社員を盾にしている
- “理解できなかったときの恥ずかしさ”を避けたい
③「それって本当に効果あるの?」
🧠 背後の心理:
- 可視化された効果がないと、責任を取りたくない
- 上層部への説明が面倒、もしくは怖い
- 投資に対する回収(ROI)に過度に慎重
④「結局、またやらずに終わる気がする」
🧠 背後の心理:
- 過去に“形だけで終わった改革”があった
- 現場の熱量が続かない未来を想像している
- モチベーションを裏切られるのが怖い
⑤「AIって、情報漏洩とか大丈夫なの?」
🧠 背後の心理:
- 自分たちの管理能力に対する不安(情報管理への自信のなさ)
- AI=“得体の知れないもの”という感覚
- 何かあったときに自分が責任を取らされるのではという恐れ
“言えなかったこと”が出てくると、前に進める
ネガティブな意見が出尽くすと、不思議と空気が柔らかくなります。
「じゃあどうすれば回避できる?」「一部だけでもやってみようか」と次の建設的な議論にスムーズに入れるのです。
これは、チーム全体が“心理的に安全な状態”になる効果もあります。
AIをクッションにすることで、人間関係の摩擦が減る。
生成AIって、こういう使い方もできるんです。
初心者こそ、こういう使い方から始めてほしい
生成AIは、高度なテクノロジーではありますが、「正しい使い方を知っていないと難しい」わけではありません。
むしろ、こうした「ちょっとした空気のつまずき」を解決するところから始めるのがベストです。
- 会議前にネガティブ洗い出し
- 新提案のリスク確認
- 反対される理由の事前共有
すべて、初心者でもすぐ実践できる「生成AIの初歩的だけど価値ある使い方」です。
まとめ
ChatGPTを使って、ネガティブを先に出す。それは、「文句を言わせる」ためではなく、前向きな会話のための準備なのです。
もし今、会議やプロジェクトの空気に違和感を感じているなら、ぜひ一度、この方法を試してみてください。
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