教えることで広がる学びの輪 - 講師が見る理想の成長サイクル

皆さんこんにちは!

今日は「講師の醍醐味」について、私の経験と思いを綴りたいと思います。

教える立場になるということ - 学びのサイクルの完成

講師として活動していると、ふと気づくことがあります。

本当の学びの完成形は、知識を得て実践するだけでなく、その先にある「誰かに教える」というステップにあるのではないかということです。

生成AIや最新のITツールの世界では、新しい発見や感動の連続です。

受講生の皆さんも画面に映る驚きの表情を見せてくれることが何よりも嬉しい瞬間です。

しかし私が真に目指しているのは、その先にある姿。

私のセミナーを受けた方々が、いつか「教える側」に立つことなのです。

組織にIT推進役だったり、地域でミニセミナーの講師をしたり、、、

なぜ「教える」ことが重要なのか?

「ラーニングピラミッドの法則」をご存知でしょうか?

人は講義で聞いただけの内容は10%程度しか記憶に残らないのに対し、誰かに教えることで90%以上が定着するというものです。

驚くべき数字ですよね。

しかし、私が教える側になってほしいと願う理由はそれだけではありません。

「あの時わからなかったことが、今誰かに説明できる」

という達成感、そして「理解してもらえた」時の喜びを感じてほしいのです。

これは知識以上の価値があります。

教え切らないという勇気

私が講師として日々挑戦していることがあります。

それは「全てを教え切らない」こと。

逆説的ですが、講師の最高の教え方は、すべての答えを与えることではないのです。

わからない箇所をそのまま教えるのは実は簡単です。

しかし、自分で調べる方法、試行錯誤する姿勢、生成AIやITツールを駆使して解決策を見つけるプロセスこそ、これからの時代に必要な本当の力だと思うのです。

暗記中心の学習では、一時的に知識は増えるかもしれません。

しかし、情報が絶え間なく更新される現代では、「学び方を学ぶ」ことこそが生涯の財産になります。

広がる学びの輪 - 私の理想

セミナーや講義を通じてお会いした方々から、いつか「私も教える立場になりました」というメッセージをいただけたら、これほど嬉しいことはありません。

それは単に私の教えが伝わったという証だけでなく、その方自身が学びの輪を広げる新たな起点になったことを意味します。

知識は独り占めするものではなく、共有することで価値が増すものです。

皆さんも何か一つでも、誰かに教えてみませんか?

それが、新たな発見と学びのサイクルを生み出す第一歩になるはずです。

最後に自問してみてください。あなたは今、何を学び、そして誰に教えていますか?

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