
こんにちは。
今日は、多くの社員が見落としがちな「成長の近道」についてお話しします。
結論から申し上げます。
中小企業で働いているなら、困ったことがあっても上司に相談するのは最適解ではありません。
代わりに、社長に直接相談することをお勧めします。
Contents
なぜ上司への相談は最適解ではないのか
私が社長に直接相談に行ったのは、海外経験を活かし、アメリカの有料広告が始まり、これを導入すべきだと進言するためでした。
結果は驚くべきものでした。
社長は私の提案を熱心に聞いてくれただけでなく、その場で予算を付けてくれたのです。
このとき私は重要な気づきを得ました。
もし上司といわれる人に相談に行っていたら、反対されていたでしょう。
上司と社長では、ものの見方が根本的に異なるということを。
上司の多くは:
- リスクを極力避けようとする
- 前例を重視する
- 自分の立場を守ることを優先する
一方、社長は:
- 新しいアイデアを求めている
- 会社の成長のためなら、リスクを取る覚悟がある
- 前例にとらわれない決断ができる
社長に相談するべき3つの理由
- 意思決定の速さ 上司経由だと、決裁までに何週間もかかる案件でも、社長判断なら その場で結論が出ることも少なくありません。時間は私たちの最も貴重な資産です。
- 本質的なフィードバック 上司からは「どうやってうまく立ち回るか」といった処世術を教わることが多いものです。一方、社長からは「なぜそれが会社の成長につながるのか」という本質的な議論ができます。
- キャリアの加速 社長と直接やり取りすることで、経営者視点でものを考える力が養われます。これは、将来の幹部候補生として評価される重要なスキルとなります。
でも、社長って怖くないですか?
多くの方がこう考えるのは自然なことです。
私も最初はそう感じていました。
しかし、ある経営者から聞いた言葉が、私の考えを変えました。
「社長の孤独は、君たちの想像以上だよ。本音で話せる相手を、実は渇望しているんだ」
実際、多くの経営者は従業員からの率直な意見や新しいアイデアを待ち望んでいます。
彼らが怖く見えるのは、単に地位や役職が生み出す錯覚に過ぎません。
具体的なアプローチ方法
- まず、メールで面談の依頼を送る 「○○について、御社の成長に関する提案があります」といった具体的な内容を簡潔に記載します。
- 資料は1枚にまとめる 経営者は常に時間に追われています。要点を簡潔にまとめることが重要です。
- 結論から話す 「これによって御社はこういうメリットが得られます」という具合に、ビジネスインパクトを最初に示します。
最後に
もしあなたが中小企業で働いているなら、今日からでも実践できることです。
最初の一歩を踏み出すのに「完璧なタイミング」はありません。
まずは小さなことから始めてみましょう。
廊下で社長を見かけたら、挨拶だけでも構いません。
そこから、自然とコミュニケーションの機会は生まれてくるはずです。
あなたの勇気ある一歩が、キャリアの大きな転換点となることを願っています。
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