皆さん、こんにちは!
IT業界への転職を考えている方、資格試験の勉強に苦戦している方は多いのではないでしょうか?
特に、カタカナ英語や専門用語が多いIT系の資格は、なかなか覚えるのが大変ですよね。
今回は、私が職業訓練校や石川県商工会連合会でのDX・生成AIセミナーで実践している、エピソード記憶を活用した新しい学習方法をご紹介します。
この方法を使えば、難しい用語も楽しく効率的に覚えられるんです!
Contents
エピソード記憶って何?
エピソード記憶とは、私たちの経験や出来事に関連した記憶のことです。
例えば、「昨日の夕食で食べたカレー」や「高校の修学旅行での思い出」など、具体的な体験と結びついた記憶のことを指します。
このエピソード記憶の特徴は、感情や五感と結びついているため、単純な暗記よりもずっと記憶に残りやすいという点です。
これを資格試験の学習に活用しない手はありません!
生成AIでエピソード記憶を作る
ここで登場するのが生成AIです。ChatGPTなどの生成AIを使って、難しい専門用語やカタカナ英語を面白いエピソードに変換してもらうことができます。
実際に、IT分野でよく出てくる用語を例に見てみましょう。
例1:SLA(Service Level Agreement)
生成AIに「SLAを面白いエピソードで説明して」とお願いしてみました:
「佐藤さんのラーメン屋(SLA)では、『絶対に12分以内に提供します!それ以上かかったら代金無料!』という約束をお客様としています。これがサービスレベル契約(SLA)なんです。
お店とお客様の間で、サービスの品質を数値化して約束することで、信頼関係が築けるんですよ。」
例2:DevOps
同様にDevOpsもエピソードで説明してもらいました:
「デブな太郎くん(Dev)と、お料理上手な織田さん(Ops)が、学園祭の屋台で協力することになりました。太郎くんが新メニューを考案(開発)し、織田さんが効率的な調理方法(運用)を提案。
二人が密に連携することで、今までにない美味しい屋台が実現!これがDevOpsの考え方なんです。
開発チームと運用チームが協力して、より良いサービスを生み出すことができるんです。」
なぜエピソード記憶が効果的なの?
- 感情が記憶を強化する:面白い話や意外な展開は、感情を刺激し、記憶に残りやすくなります。
- イメージの具体性:抽象的な概念を具体的なストーリーに置き換えることで、理解が深まります。
- 関連付けの力:既存の知識や経験と結びつけることで、新しい情報が記憶に定着しやすくなります。
実践のポイント
- 自分の経験に関連付ける: できるだけ自分の体験や興味のある分野と結びつけましょう。趣味や日常生活の出来事を活用すると、より記憶に残りやすくなります。
- 生成AIを上手く活用する: プロンプトを工夫して、自分の興味や経験に合わせたエピソードを作ってもらいましょう。例えば「私は料理が好きなので、料理に例えて説明して」というように具体的に指示すると、より効果的です。
- 定期的に復習する: 作ったエピソードを定期的に見直すことで、記憶の定着率が高まります。スマートフォンのメモアプリなどに保存しておくと便利ですよ。
おわりに
エピソード記憶と生成AIを組み合わせた学習方法は、単純な暗記から楽しい物語作りへと学習を変えてくれます。
特にIT分野の資格試験では、難しい専門用語が多いからこそ、この方法が効果を発揮します。
皆さんも、ぜひ自分だけのオリジナルエピソードを作って、楽しく効率的に資格試験の勉強を進めてみてください。
きっと、今までとは違った学習体験ができるはずです!
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