「誰かが言ってた」で終わらせていませんか? メディアの感情労働と向き合う方法

「テレビで言ってたから」

「SNSでバズってたから」

こんな会話、毎日どこかで聞こえてきませんか?

「どっちもどっち」な情報戦国時代

テレビや新聞では、真顔のアナウンサーが「深刻な声」で今日もニュースを読み上げています。

一方SNSでは、「素の自分」を演出するインフルエンサーが、作り込まれた感動ストーリーを投稿しています。

結局のところ、どちらも「感情を使って」私たちを動かそうとしているわけです。

違いといえば、スーツを着ているか、パーカーを着ているかくらい?

困ったちゃんたち図鑑

  • 「テレビで見た」を連呼するおじさん
  • 「SNSの投稿を鵜呑み」にするおばさん
  • 「誰かが言ってた」学生さん
  • 「どうせメディアは嘘ばかり」と全否定する人

...あなたの周りにもいませんか?

なぜ日本人は「考えない」のか

面白いことに、日本では「誰かが言ってた」が通用します。

むしろ、「自分で調べた」と言うと、

  • 「よく知ったふうね」
  • 「難しいこと考えすぎ」
  • 「空気読めてない」 と言われかねません。

感情労働の上手な使われ方

  1. 「涙の告白」で視聴率アップ
  2. 「怒りの告発」でリツイート数増加
  3. 「感動のストーリー」でいいね数急上昇

...どこかで見たことありませんか?

脱・考えない人間のための3ステップ

1. 疑問を持つ習慣

「へー、そうなんだ」で終わらない。「なんでだろう?」「本当かな?」と考える。

(周りから煙たがられるかもしれませんが、それも含めて成長です)

2. 感情のスイッチを見つける

  • 「なんかカチンときた」
  • 「なんか感動した」
  • 「なんか怖くなった」

この「なんか」の正体を探ってみましょう。

誰かに感情を操られているかもしれませんよ?

3. 自分で考える練習

「正解」を求めすぎない。完璧な情報源なんてありません。

テレビもSNSも、所詮は「誰かの意見」です。大事なのは、あなたはどう思うか。

最後に:考えることから逃げない

「めんどくさい」「考えるの疲れる」――そう思う気持ちもわかります。

でも、「誰かが言ってた」だけで生きていくには、世の中ちょっと複雑すぎませんか?

やってみよう!

  • 今日のニュース、ちょっと立ち止まって考えてみる
  • 「誰かが言ってた」を使わない日を作ってみる
  • 自分の意見を持つ練習をする(最初は内緒でOK)

追伸: この記事も鵜呑みにしないでください。

だって結局、これも「誰かが書いた」記事なんですから。

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