わたしはセミナーでいい反応や質問してくれた方々をほめまくっています。
これって悪いことなんでしょうか、、、
最近、特に若い世代の間で「褒められるのが苦手」という人が増えているって知っていましたか?
実は、これには「褒められ恐怖症」という名前までついているんです。
あなたは以下のような経験はありませんか?
- 褒められると「なんか裏があるんじゃ...」と疑ってしまう
- 公の場で褒められると恥ずかしくて顔が赤くなる
- 「そんなことないです」と否定してしまう
こんな反応、一つでも当てはまれば要注意。
もしかしたらあなたも「褒められ恐怖症」かもしれません。
Contents
なぜ日本人は褒められるのが苦手なの?
文化的背景と自己肯定感の関係性
でも、なぜ日本人はこんなにも褒められるのが苦手なんでしょうか?
その理由は、私たちの文化や心理に深く根ざしています。
まず、日本では「謙虚さ」が美徳とされてきました。
「出る杭は打たれる」なんて言葉もありますよね。
そのため、褒められても素直に喜べず、むしろ恥ずかしさや居心地の悪さを感じてしまうんです。
さらに、日本人の自己肯定感の低さも大きな要因です。
「自分なんて...」という思いが強すぎて、褒められても素直に受け入れられない。
そして、褒められを避けるほど自己肯定感が下がり...というネガティブなループに陥ってしまうんです。
「褒められ恐怖症」を克服すると、こんないいことが!
自己肯定感アップがもたらす人生の変化
「褒められ恐怖症」を克服すると、あなたの人生はガラッと変わる可能性があるんです!
まず、自己肯定感がグッとアップします。
自分の良いところを認められるようになると、自信が湧いてきて、新しいチャレンジにも積極的になれるんです。
そして、「周りの目」を気にしすぎなくなります。
実は、あなたが思っているほど周りはあなたのことを見ていません。
これを心理学では「スポットライト効果」と呼びます。
スポットライト効果とは、心理学用語の一つで、自分が他人からどのように見られているかを過大評価してしまう傾向のことを指します。
つまり、自分が注目の的になっていると感じすぎてしまう心理現象です。
この名前の由来は、舞台上のスポットライトを浴びている人のように、自分が常に他人の注目を集めていると錯覚してしまうことから来ています。
スポットライト効果の具体例:
- 服装の失敗:シミのついた服を着て外出したとき、「みんなが自分のシミを見ている」と感じてしまう。
- 緊張時の反応:プレゼンテーション中に声が震えたとき、「全員が自分の緊張に気づいている」と思い込む。
- 外見の気になる点:にきびができたとき、「誰もが自分のにきびに気づいている」と考えてしまう。
実際には、他人はあなたが思っているほどあなたのことを注目していません。
多くの人は自分自身のことで頭がいっぱいで、他人の些細な失敗や欠点にそこまで注意を払っていないのです。
スポットライト効果を理解することで、以下のようなメリットがあります:
- 自己意識過剰の軽減:他人の目を過度に気にせず、より自然に振る舞えるようになります。
- 自信の向上:小さな失敗を過大評価せず、自信を持って行動できるようになります。
- 社会不安の軽減:人前で緊張しすぎることが減り、社交的な場面でもリラックスできるようになります。
- 挑戦する勇気:新しいことに挑戦する際の心理的障壁が低くなります。
スポットライト効果を克服するには、自分が思うほど他人は自分に注目していないということを意識的に思い出すことが大切です。
また、他人の些細な失敗にあなた自身がどれだけ注目していないかを考えてみるのも効果的です。
さあ、「褒められ上手」になろう!
実践的な「褒められ恐怖症」克服法
では、具体的にどうすれば「褒められ恐怖症」を克服できるのでしょうか?
まずは、褒められたら「ありがとう」と言ってみましょう。
否定や謙遜をせず、素直に受け取ることから始めるんです。
最初は照れくさいかもしれませんが、慣れてくると自然にできるようになります。
そして、自分で自分を褒める習慣をつけましょう。
毎日、小さなことでもいいので自分の良かったところを見つけて褒めてみてください。
これが自己肯定感を高める近道なんです。
褒められることに慣れてくると、人間関係がより豊かに、そして人生がより楽しくなっていくはずです。
さあ、今日から「褒められ上手」になる第一歩を踏み出しましょう!
あなたの人生を180度変える可能性が、そこにあります。
生成AI活用セミナー・DXご相談はこちらから