「え?写真いるの?」海外就職経験者が感じた違和感
こんにちは!
最近、履歴書や職務経歴書について記事を書いていて、ふと気づいたことがあります。
それは日本に帰国して就職活動をする際、履歴書に写真を貼ることに違和感を覚えたんです。
アメリカやカナダでの就活では、写真なんて求められなかったのに...
みなさんは当たり前だと思っていませんか?
でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
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日本vsアメリカ・カナダ、採用プロセスの違い
日本の履歴書といえば、スーツ姿の写真が定番ですよね。
でも、アメリカやカナダでは、履歴書に写真を貼ることはほとんどありません。
なぜでしょうか?
実は、海外では写真を付けることでのデメリットが重視されているんです。
写真付き履歴書のデメリット、知ってました?
アメリカのレジュメに写真を貼らない主な理由 Perplexity 調べ
- 差別の可能性を排除するため 人種、性別、年齢、外見などに基づく差別を避けるため、多くの企業は写真付きの履歴書を受け付けていません。平等雇用機会委員会(EEOC)のガイドラインでも、採用プロセスの初期段階での写真提出は推奨されていません。
- 法的リスクを避けるため 差別禁止法に抵触する可能性があるため、一部の企業では写真付き履歴書を自動的に却下する方針を取っています。
- 専門性と能力に焦点を当てるため 写真は応募者の外見に注目を集めてしまい、スキルや経験から目をそらしてしまう可能性があります。採用担当者が履歴書を見る時間は平均7.4秒と短いため、その貴重な時間を写真ではなく、資格や経験の確認に使うべきです。
- ATS(応募者追跡システム)との互換性の問題 多くの企業で使用されているATSは画像を処理できず、重要なキーワードを見落とす可能性があります。
- スペースの無駄遣い 1〜2ページに収めるべき履歴書において、写真は貴重なスペースを無駄にします。
- 不必要な情報提供 外見は大多数の職種において無関係であり、提供する必要がありません。
- 非プロフェッショナルな印象を与える可能性
- 適切でない写真は、応募者の判断力の欠如を示す可能性があります
でも、なぜ日本企業は写真を求めるの?
では、なぜ日本企業は写真を求めるのでしょうか?
長年続く慣習だから...というのが大きな理由かもしれません。
でも、本当にそれだけでしょうか?
日本企業が写真を求める理由を分析してみた
日本企業が写真を求める理由を分析してみると、まず第一印象を重視する文化があることが挙げられます。また、「身だしなみ」への注目も大きいでしょう。
さらに、面接時の本人確認のためという理由もよく聞きます。
確かに一理あるようにも思えますが、これらは本当に必要不可欠なものでしょうか?
写真なし履歴書のメリット、意外と大きいかも!
実は、写真なし履歴書には多くのメリットがあるんです。
まず、公平な評価が可能になります。外見ではなく能力重視の採用につながるのです。
次に、多様性の促進が期待できます。
様々なバックグラウンドの人材を確保しやすくなります。さらに、採用プロセスの効率化にもつながります。
本質的な情報に集中できるからです。
先進的な日本企業の中には、すでに写真なし履歴書を導入しているところもあります。
この動きが広がれば、日本の採用文化も大きく変わるかもしれません。
未来に向けて、私たちにできること
私たちにできることは、「当たり前」を疑う姿勢を持つことです。
長年の慣習だからといって、そのまま受け入れるのではなく、本当に必要かどうかを考える。
それが、より良い社会を作る第一歩になるのではないでしょうか。
採用のあり方を見直すことで、能力主義の社会、多様性を認め合う社会へと一歩近づくことができるかもしれません。
みなさんも、ぜひ一緒に考えてみませんか?
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