組合わせから生まれるチャレンジ - フグの卵巣を食べた勇者に学ぶ

こんにちは!

今日は以前お伝えしたことがある「ファーストペンギン」について、もう一度考えてみたいと思います。

石川県白山市には、フグの卵巣をぬか漬けにした珍味があるのをご存知でしょうか。

実はフグの卵巣は猛毒なんです。これを食べようと思った人は、とてもすごい人だと思いませんか?

ふぐの卵巣の糠漬け(ふぐのこぬかづけ)

石川県の伝統的な珍味で、猛毒のテトロドトキシンを含むふぐの卵巣を塩漬けと糠漬けにして解毒する食品です。

この製法は、石川県の白山市美川地域や金沢市金石・大野地区で行われており、2年以上の発酵期間を経て安全に食べられるようになります。

製法と特徴

製法: ふぐの卵巣をまず1-1.5年間塩漬けにし、その後水洗いして米糠、麹、唐辛子とともに一斗樽に漬け込みます。この過程で発酵性微生物が毒を無毒化します。


特徴: 非常に塩気が強く、濃厚な味わいが特徴です。食べる際には糠を水洗いせずにぬぐい落とし、薄く輪切りにしてそのまま食べるか、焼いて食べることが一般的です

リスクを恐れないチャレンジ精神

世の中には、ファーストペンギンやフグの卵巣を食べた人のように、最初にリスクを冒して飛び込んでいける人がいます。

その他大勢とは大きく違うのです。

しかし、この人たちの挑戦を周りで笑ったり蔑んだりする人が大半なのも事実。

私は、ファーストペンギンのようにチャレンジし続けるマインドを高めていきたいものです。

世間の反対に負けないメンタリティ

新しいことに挑戦するファーストペンギンと呼ばれる人々は、社会にとって重要な存在です。

世間の反対や冷笑に負けないメンタリティを持つことが大切だと思います。

例えば、次のような事例が挙げられます:

  1. スティーブ・ジョブズ(Apple創業者):彼は常に革新的なアイデアを推し進めましたが、周囲からは理解されないことも多々ありました。それでも彼は自分のビジョンを信じ、iPhoneやiPadなどの革新的な製品を生み出しました。
  2. ローザ・パークス(公民権活動家):1955年、彼女は人種差別的な法律に反抗し、バスの座席を白人に譲ることを拒否しました。この行為は多くの反発を招きましたが、彼女の勇気ある行動は公民権運動の大きな原動力となりました。
  3. 福沢諭吉(教育者、啓蒙思想家):彼は日本の近代化を推進するために、西洋の文化や技術の導入を主張しました。当時の日本社会では彼の考えに反対する人も多くいましたが、彼は自説を曲げることなく啓蒙活動を続けました。

小さな組み合わせからイノベーションは生まれる

大きなイノベーションは、小さな組み合わせから生まれる可能性があります。

命を懸けてまでのチャレンジは難しいかもしれませんが、組み合わせることで、まだ誰もしたことがないチャレンジができるはずです。

私はITツールや生成AIを広めることをしているので、ChatGPTとブログを合わせたセミナーをやったりするのも、小さい組み合わせでのチャレンジだと考えています。

まだ誰もやったことがないことをチャレンジするのです。

個人でもできる組み合わせのチャレンジ

0から1の発明は難しい。

火の発見蒸気機関の発明のようなものは、一般の人には無理です。

今日、新商品や新サービスが次々と生まれていますが、その多くは既存の技術を組み合わせたり、少し修正したり、時代に合わせたものです。

つまり、個人でも組み合わせでできることはたくさんあるのです。

失敗を恐れずチャレンジすること、周囲の反対に負けない強いメンタリティを持つこと、そして組み合わせの発想力を養うこと。

これらを意識して、自分なりのイノベーションに挑戦してみませんか?

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