VUCAの時代を生き抜くための教訓:高度経済成長期との比較

こんばんは!

私は団塊ジュニアの世代なので、親が高度経済成長期にどのように過ごしてきたのか気になる点もあります。

インターネットのニュースで見たこのVUCAという単語から、過去(高度経済成長期)と現在(VUCA)の比較から見えてくるものを紹介します。

VUCAとは何か

VUCAとは、

  1. Volatility(変動性)
  2. Uncertainty(不確実性)
  3. Complexity(複雑性)
  4. Ambiguity(曖昧性)

の頭文字を取った言葉で、現代社会の特徴を表しています。

元々は軍事用語でしたが、今では経済やビジネスの世界でも使われるようになりました。

高度経済成長期との比較

日本国内では、高度経済成長期(1950年代後半から1970年代初頭)がVUCAとは比較的無縁だった時代と言えるでしょう。

この時期は、以下のような特徴がありました。

  1. 安定した経済成長:日本経済は年平均10%近い成長を遂げ、比較的安定していました。
  2. 明確な目標:国を挙げての経済成長という明確な目標があり、それに向けて国民が一丸となって努力していました。
  3. 終身雇用制:多くの企業で終身雇用制が採用され、雇用が安定していました。
  4. 単線型の教育システム:教育システムが単線型で、大学を卒業すれば良い就職先が保証されていました。

VUCAの時代に求められるマインドセット

1. 柔軟性(Flexibility)

変化に適応し、新しい状況に素早く対応できる柔軟な思考と行動が重要です。固定観念にとらわれず、様々な可能性を探ることが求められます。

2. レジリエンス(Resilience)

困難な状況でも諦めずに、粘り強く立ち向かう力が必要です。失敗を恐れず、挑戦し続ける姿勢が大切です。

3. 学習志向(Learning Orientation)

常に新しいことを学び、自分自身を成長させる姿勢が重要です。未知の領域に踏み込み、新しい知識やスキルを身につけることが求められます。

4. 協調性(Collaboration)

多様な人々と協力し、アイデアを共有することが大切です。自分の強みを活かしつつ、他者の意見に耳を傾け、協力して問題解決にあたることが求められます。

5. 意思決定力(Decision-Making)

不確実な状況下でも、迅速かつ的確な意思決定を下すことが重要です。情報を収集・分析し、リスクを評価した上で、最善の選択を行う力が求められます。

まとめ

昨年から生成AI,ChatGPTを使っていますが、進歩はあっという間でした。

かなりの進歩で、昨年教えていたことと全然違うこともあります。

これはいわゆる変動性や不確実性を表したものでありますが、私はこれを不安に捉えず、進歩だと思っています。

定まらない状況を不安と思うか、楽しいと思うかで今後の人生が変わってきます。

「よくわからないけど、やってみるか」

ぐらいのスタンスで前に進んでいける人はどんどん前に進めるでしょう。

逆に、

どういう状況か説明してほしい、

情報がないとわからない、

聞いていない、

と言って足踏みしている人にとっては更に厳しい状況になっているでしょう。

VUCAの時代は、不確実性や変化に立ち向かう勇気と行動力が求められます。

高度経済成長期との比較から、時代の変化に適応し、自ら行動を起こすことの重要性を学びましょう。