皆さんはアウトプットをしていますか?
日本人はとにかく、インプットが多いと言われています。
その反面、アウトプットが少ないと言われています。
最近、インターネットや書籍でアウトプットするべしということが言われていますが、それはどうしてでしょうか?
わたしはアメリカで五年住んだ経験と、最近では個人事業主になり、セミナー講師をしています。
さらに、昨年末からブログの発信を毎日行っているので、アウトプットは多い方だと思います。
アウトプットが必要な理由
- 学んだことを定着させ、理解を深める
- 自分の考えを整理し、論理的思考力を鍛える
- フィードバックを得て、新たな気づきを得る
- アウトプットが時短につながる
この中で、とても気になるのが、「時短につながる」です。
ちょっと深堀してみましょう!
アウトプットが時短につながるストーリー〜部長と部下の会話から〜
ある会社で、山田部長と鈴木さんという部下がいました。鈴木さんは仕事が丁寧で、いつも完璧を目指していましたが、なかなか仕事が進まないことに悩んでいました。
ある日、山田部長が鈴木さんを呼び出しました。
山田部長「鈴木君、最近の仕事の進捗はどうだい?」
鈴木さん「はい、部長。実は少し遅れ気味で…。でも、完璧を目指してがんばっているんです!」
山田部長は少し考えてから、こう言いました。
山田部長「鈴木君、完璧を目指すのは良いことだ。だけど、もっと早い段階でアウトプットすることを意識してみたらどうかな?」
鈴木さん「早い段階でアウトプットですか?どういうことでしょうか。」
山田部長「例えば、企画書を作っているとしよう。完璧な企画書を目指すあまり、提出が遅れてしまうことがあるだろう?その代わりに、ある程度できた段階で一度提出して、フィードバックをもらうんだ。そうすれば、無駄な時間を省けるし、的確なアドバイスももらえる。これが早い段階でのアウトプットの効果だよ。」
鈴木さん「なるほど!確かに、完璧を目指すあまり時間を無駄にしていたかもしれません。アウトプットを意識することで、時短にもつながりそうですね。」
山田部長「そのとおり。アウトプットを習慣づけることで、仕事の効率が上がるだけでなく、自分の成長にもつながるんだ。ぜひ試してみてくれ。」
鈴木さん「はい、部長!早速実践してみます。ありがとうございました。」
鈴木さんは山田部長のアドバイスを受け、アウトプットを意識するようになりました。すると、仕事の効率が上がり、無駄な時間が減っていくのを実感しました。また、フィードバックをもらうことで、自分の考えをより深く理解することができ、成長にもつながっていきました。
このストーリーから、アウトプットを早い段階で行うことが、いかに時短と自己成長につながるかがわかります。皆さんも、アウトプットを意識して、効率的な仕事と自己成長を目指してみてはいかがでしょうか。
アウトプットをしないことによる課題
- 知識の定着が不十分で、すぐに忘れてしまう
- 自分の考えが曖昧で、論理的に説明できない
- 他者からの意見やアドバイスを得られず、成長の機会を逃す
私の提案
生成AIにアウトプットが足りているかの質問を10個つくってもらいました。皆さんはいくつ当てはまりますか?
- 日々の仕事や学習で得た知識を、他者に説明したり共有したりしていますか?
- 自分の考えや意見を、会議やミーティングなどで積極的に発言していますか?
- ブログ、SNS、YouTubeなどを通じて、自分の知見や経験を発信していますか?
- プレゼンテーションや講演など、人前で話す機会を積極的に設けていますか?
- 自分の専門分野や興味のある領域について、レポートや論文を書いたことがありますか?
- 他者からのフィードバックを受け、自分の考えや行動を改善に役立てていますか?
- 自分の経験や失敗から得た教訓を、他者と共有するようにしていますか?
- 自分の手で作成した資料やコンテンツを、社内外に公開したことがありますか?
- 自分の知識やスキルを活用して、他者の問題解決に貢献したことがありますか?
- アウトプットすることで、自分自身の理解が深まったり、新たな気づきを得たりしたことがありますか?
まとめ
日本人は総じて完璧主義の人が多いと言われます。
何か課題を与えられても100%に近い状況がないと提出しないということが挙げられます。
これはさらにチェックして直すという時間がかかり、仕事を与える側としては50%の状態で良いので、一度先に見せてほしいという気持ちがあります。
こういった意味でもアウトプットを先にできるという人=仕事が早いになります。
締切りギリギリで、お手上げになってから相談するのではなく、早め早めに情報を開示できる人がこれから重宝されるでしょう。
Done is better than perfect.
アウトプットはブログを書くようなことでも鍛えられますし、毎日少しずつ意識すれば改善できるものです。
ぜひインプットが多い人はアウトプットが上回るような生活をしていきましょう。