世代分けに惑わされない、本質を見抜く目を持とう
最近、Z世代がどうのこうのという分け方が流行っていますね。
私自身はこの分け方があまり好きではありません。
仮に分けるとしたら、私は団塊ジュニアの世代になります。
しかし、世代で分けたからといって、何か意味があるのでしょうか?
同じ世代の中にも、そこに属さないような考え方の人はたくさんいるはずです。
日本人を分ける基準を創るなら
- 海外で生活したことがあるかないか
- 生成AIを使ったことがあるかないか
海外経験が価値観の差を生む
海外で生活したことがある人とない人では、考え方に大きな違いがあります。
海外経験者の周りの意見を聞くと、今の日本の状況に不安を感じている人が多いようです。
私も同感です。
日本人が少数派であるマイノリティの状況で海外生活をすると、実は海外で日本に注目していないことに気づかされます。
その状況下で、自分をアピールして生活を切り開いていかないといけません。
誰かに自分の生き方を決めてもらう
という感覚は少なくなっていきます。
そういった経験のない人は、日本はまだ大丈夫だと思いがちですが、海外に住んで危機感を持っている人との間には大きな意識の差があるのです。
生成AIの活用が問う、日本の適応力
もう一つの分け方は、近い将来の話です。
生成AIを使う人と使わない人に分かれます。
海外生活経験者は、好奇心を持っていて、リスクを恐れないので、生成AIを積極的に活用することが多いでしょう。
生成AIの利用は避けて通れない道ですが、使わないままでいる人もいます。
使わない人は、最終的には、周りに迷惑をかけているということをしっかり考える必要があります。
グローバル化が進む中での日本の課題と展望
海外に住んでみると、日本の課題が再認識されます。これを解決するために、
強制的に一年間、海外で生活することができればいいのではないでしょうか。
そうすることで、日本が好きになったり、日本のために何かをしたいと思う人も出てくるはずです。
世界的には常識であっても、日本では非常識とされる部分がまだまだあります。
やらなければいけないことは山積みです。
その意味で、ワーキングホリデーは素晴らしい制度だと思います。
30歳以降でも、できるだけ海外で生活することをおすすめします。
世代で分けるのではなく、海外経験とAI活用の有無に着目することで、日本社会の課題と向き合うヒントが見えてくるのではないでしょうか。
グローバル化とデジタル化に適応し、より良い未来を築くために、一人ひとりが意識を変えていく必要がありそうです。