桃鉄もいいけど、シムシティで復興街づくり

こんにちは!

先日、甥っ子が遊びに来た時に、日本全国の地理についてとても詳しいことに驚きました。

どうしてそんなに詳しいのか聞いてみると、なんと小学生の間で

「桃太郎電鉄」の教育版

が普及しているそうです。

桃太郎電鉄とは

桃太郎電鉄(ももたろうでんてつ)は、ハドソン(→KDE-J)→コナミデジタルエンタテインメントが開発・発売しているボードゲーム形式のコンピュータゲーム・テレビゲームシリーズです。

桃太郎伝説の派生作品であり、1988年に第1作目が発売されて以来、現在までに20作品以上が発売されています。

ゲーム内容は、サイコロを振って日本全国の駅を回り、物件を購入したり、イベントマスに止まったりしながら、自分の資産を増やしていくというものです。

ゲーム中には、キングダムハーツやジョジョの奇妙な冒険などの他作品からゲストキャラクターが登場したり、株式投資や不動産投資などの要素を取り入れるなど、作品ごとに様々な新要素が追加されています。

また、オンライン対戦やボードゲーム版も発売されており、幅広い世代で楽しまれています。

桃太郎電鉄シリーズは、累計出荷本数が1200万本を超える人気シリーズであり、日本を代表するボードゲームの一つと言えます。

以下、桃太郎電鉄シリーズの特徴をいくつかご紹介します。

  • 日本全国を舞台にしたボードゲーム
  • 物件を購入したり、イベントマスに止まったりしながら、自分の資産を増やしていく
  • キングダムハーツやジョジョの奇妙な冒険などの他作品からゲストキャラクターが登場
  • 株式投資や不動産投資などの要素を取り入れる
  • オンライン対戦やボードゲーム版も発

生まれた時からデジタルネイティブな子どもたち

今の小学生、中学生、高校生は、生まれた時からスマートフォンやゲームに囲まれて育っています。

彼らにとって、これらのデジタルツールを使うのは当たり前のことなのです。

従来の黒板に書いて暗記させる教育方法は、もはや時代遅れなのかもしれません。

シムシティで街づくりを学ぶ

私は石川県に住んでいるので、地域の復興・復旧に関心があります。

その中で、都市計画についての議論がよく行われています。

私は、桃太郎電鉄とは別のアプローチとして、「シムシティ」というゲームも教育に取り入れるべきだと考えています。

シムシティとは

シムシティ(SimCity)は、アメリカのマクシス社が開発した都市経営シミュレーションゲームのシリーズです。1989年に第1作が発売されて以来、多くの作品が開発されています。

プレイヤーは市長となり、都市を建設・発展させていくのがゲームの目的です。具体的には、道路や鉄道、住宅、商業施設、工業施設などの建物を建設し、市民の生活を豊かにする必要があります。また、電力や水道、ゴミ処理などのインフラも整備する必要があります。

シムシティは、その自由度の高さから、多くのゲーマーから愛されています。プレイヤーは、自分の好きなように都市を設計することができ、様々な都市づくりを楽しむことができます。

また、シムシティは、都市の複雑なシステムをシミュレートしているため、教育目的にも利用されています。実際に都市を運営するような感覚でゲームをプレイすることで、都市の仕組みについて学ぶことができます。

シムシティシリーズには、以下のような作品があります。

  • シムシティ(1989年)
  • シムシティ2000(1995年)
  • シムシティ3000(2000年)
  • シムシティ4(2003年)
  • シムシティDS(2007年)
  • シムシティ5(2013年)
  • シムシティ:ビルドイット(2014年)

未来を担う子どもたちが街づくりの主役に

これからの街づくりは、今の小学生、中学生、高校生といった若い世代が担っていくものです。

年配の方々だけで街の将来を決めるのではなく、若者の意見を取り入れることが重要です。

私自身、シムシティをあまりプレイしたことはありませんが、こういったゲームを活用して、若年層の街づくりへの参画意識を高める事が大事だと思います。

教育現場におけるゲームの活用は、子どもたちの興味を引き出し、学びへの意欲を高める効果が期待できます。

桃太郎電鉄やシムシティのような、楽しみながら学べるツールを上手に取り入れることで、未来を担う子どもたちが、地理や都市計画について自然と理解を深められるはずです。