こんにちは!
自宅での仕事の休憩時間は、海外ドラマを観るのが好きです。
最近ハマっているのが「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」。
シーズン2ではアルバニア系マフィアが登場し、毎回新しい発見があります。
アルバニアという国がどこにあるのかよく知りませんでした。
そして劇中で頻繁に登場するキーワード「ベサ」。一体どういう意味なのでしょうか?
アルバニアってどんな国?
アルバニアは、ヨーロッパのバルカン半島西部に位置する国です。
地中海に面し、イタリアやギリシャと近い場所にあります。人口は約300万人。主要な産業は農業や鉱業、繊維などの軽工業です。
歴史的にはオスマン帝国の支配下にありましたが、1912年に独立。
その後は社会主義国となり、1991年に民主化しました。欧州連合(EU)加盟を目指す国の一つでもあります。
「ベサ」とは?
さて、気になる「ベサ」という言葉ですが、これはアルバニア語で「信頼」や「約束」を意味する言葉です。
アルバニアの国民性として、家族や親族、友人との強い絆が挙げられます。「ベサ」はそうした絆を表す言葉で、一度約束したことは必ず守るという気概を表しています。
ドラマの中でマフィアたちが「ベサ」と言っているのは、仲間内の結束の固さや任務への忠誠心の表れと言えるでしょう。
良くも悪くも、彼らの間では「ベサ」が重要な役割を果たしているのです。
マイノリティコミュニティと「ベサ」
私自身、アメリカで5年間生活した経験があります。日本人もマイノリティの一つですから、現地の日本人コミュニティにはある種の結束力がありました。
ドラマに描かれているアルバニア系マフィアも、アメリカという異国の地でマイノリティとして生きる中で、祖国の文化や価値観をより強く持つようになったのかもしれません。
「ベサ」はそうした彼らのアイデンティティの一部とも言えるでしょう。
まとめ
海外ドラマは異文化を学ぶ良い機会です。「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」から、アルバニアという国と「ベサ」という言葉を知ることができました。
「ベサ」が示唆するのは、言葉を重んじ約束を守る誠実さです。
もちろん、ドラマの中では犯罪者集団の文脈で使われていますが、私たち一人一人も大切にしたい価値観だと思います。
信頼を築き、約束を守る。シンプルだけど奥深い「ベサ」の心を、日々の生活でも実践していきたいものですね。