こんにちは、今回は金沢市の際川にちなんだ話をしようと思います。
繁華街からほど近い桜並木の美しい際川のほとり、私のお気に入りの散歩コースです。
おにぎりを片手にぼんやりと過ごすのは、本当に心地良い瞬間。
しかし最近、その平和を乱す存在が出現しました。それは、餌付けされたトンビです。
街中に現れたトンビ、何が起こっているのか
このエリアに生息するトンビは、人が与える食べ物に頼って生きるようになりました。
人間がいるところには、常に食べ物があると学習した彼らは、怖気づくことなく食べ物を狙ってきます。
このように自然界の動物が餌付けされると、本来の野生の生活を営む能力を徐々に失ってしまいます。
これは自然界だけの問題ではありません。
餌付けされるということ
日本人の給料が30年間上昇していないという事実は皆さん知っていると思います。
多くの人が政治や制度、会社を非難しますが、それだけで終わってしまっている人が多いのではないでしょうか。
待っているだけで
「昇給が天から降ってくる」
のを期待するこの状態は、
まさに「餌付けされた状態」と言えるかもしれません。
自らを変える勇気
新しい知識を身につけたり、副業を始めたり、転職を考えたり、給与交渉してみたりする事が
餌付けされる = 受け身
の状態を脱するきっかけになると思います。
餌付けされたトンビのように、与えられたものに依存するだけの生活から脱却することが、本当の自立への第一歩となります。
自分が餌付けされていないかをチェックする方法の一つが、
Yahoo! News のコメントを見ることです。
自分は何もしないけど、何とかしてほしい
というコメントがたくさんあるので、反面教師として参考にしています。
まとめ
街中で見かけるトンビを見ると、かわいそうだなと感じます。
考えることを辞めさせられたと同じですので。
私自身も「餌付けされた状態」になっていないか、時には立ち止まって考えてみることが重要です。