DXがさけばれても、紙がなくならない理由 - 紙の良さを再考してみる

皆さんは一日にどれだけの紙を使っていますか?

私の自宅にはプリンターがありません。

それでも、初回の顧客面談では職務経歴書や提案書を持参するために、コンビニで印刷することがあります。

ペーパーレス化が叫ばれて久しいですが、実際に紙を使わない日はまだ遠いようです。

メールで受け取った書類を印刷し、ハンコを押して、スキャンしてメールで返送する…このような手間が必要な時があります。

これはしんどい、、、

DX時代だからこそ愛すべき紙の5つの魅力

  1. アナログな温もり: デジタルにはない、温かみのある質感と手触り。ページをめくる音やインクの香りまで、五感に訴えかける体験は、紙ならでは。読書や手紙など、特別な時間を彩るパートナーとして最適です。
  2. 五感を刺激する情報伝達: 文字だけでなく、色、質感、レイアウトなど、視覚、触覚、嗅覚まで刺激する情報伝達が可能。記憶に残りやすく、深い理解を促進します。特に、デザインやアート、写真集など、視覚的な要素が重要なコンテンツには最適です。
  3. 集中力を高める魔法: スマホやパソコンなどの誘惑から解放され、情報に集中できる環境を作り出す。デジタル疲れ解消にも効果的です。重要な書類を読んだり、じっくり考え事をしたりする時におすすめです。
  4. エコフレンドリーな選択: 森林認証された木材を使用した紙は、環境に優しい素材です。リサイクルも容易で、資源の有効活用にも貢献します。環境問題への意識が高まる今、紙はエシカルな選択肢として注目されています。
  5. 唯一無二の存在感: デジタルデータとは異なり、唯一無二の物理的な存在。書き込みや折り目など、使用者の歴史を刻むことができます。愛着が湧きやすく、長く大切にしたいものにおすすめです。

Google Gemini が皮肉を込めた理由に加え、

新しいものへの抵抗

が一番大きいのかなと感じています。

相性抜群のハンコ文化

電子署名がもっと浸透していたなら、紙の頻度は減っていたでしょう。

社内回覧で上長からのハンコを押す欄がズラーっと並んだ書類を見たことがあります。

ハンコは日本独自の文化でもあるので、別の方法で生き残りの道を探してみてはどうかと思います。

例えば、オンラインショップで英語の名前を入れたら、数パターンの漢字の当て字でハンコを作ってくれるサービスとか、、

海外の事例: エストニアの電子署名

エストニアでは、電子署名が一般的で、日本から出国することなくエストニアの電子市民になることができます。

会社の登記もデジタルで完結し、紙の使用を大幅に削減しています。

電子署名は、紙の使用を減らすだけでなく、省庁を訪れる必要性を減らすなど、生活をより便利にしています。

紙のもう一つの相棒であるファックス

紙の使用を減らすためには、電子署名の普及だけでなく、ファックスの使用を減らすことも重要です。

ファックスは未だに多くの企業や公共機関で使用されており、これが紙の使用量を増やす一因となっています。

ファックスの代わりに、電子メールやクラウドサービスを利用することで、より効率的かつ環境に優しいコミュニケーションが可能です。

ガラケーをまだ利用するのって個性?

まとめ

紙が完全になくなることはないかもしれません。

しかし、紙の使用を見直し、必要な場合のみに限定することで、環境への影響を減らし、より持続可能な社会を目指すことが大切です。

そして、そのためには、私たち一人ひとりがデジタルツールを積極的に活用し、紙への依存を減らしていく必要があります。

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