DX化を阻むレガシーシステムとは

皆さん、こんにちは。これまで金沢でChat GPT やDXの入門セミナーを開催してきました。

DX化は企業にとって非常に重要ですが、「どこから始めればいいかわからない」という声を多く聞きます。

今日はDX化を妨げる「レガシーシステム」に焦点を当ててみましょう。

レガシーシステムとは何か?

レガシーシステムとは、古い技術やプラットフォームに基づいたITシステムのことを指します。

これらのシステムは、現代のビジネスニーズに追いつけないことが多く、DX化の障壁となることがあります。

特定の人じゃないとデータがどのように動いているのかわかりません。

データの分析をしようとしても、どこにどのように、入っているのかも理解できません。

経営者はリアルタイムにデータを分析したいはずです。

しかし、それができないばかりか、、

社内SEが対応できない場合、外注する訳ですが、これがまたお金がかかります。

企業がレガシーシステムで直面する問題

多くの中小企業では、ITが得意な社内SEに業務プログラムのメンテナンスを任せがちです。

しかし、マニュアルを作成せず、引き継ぎが不十分で、突然退職してしまうといったことが起こります。

退職してしまうと、外注に依頼してシステムの解析に膨大な費用がかかります。

さらに、クラウドで利用できるツールがどんどん発表されているにもかかわらず、

レガシーシステムと同じパターンでのシステム開発を提案してくる外注も現れます。

解決策

レガシーシステムを排除するためには、システムの現状を中身を理解できる社内の人間がいるうちに正確に把握し、現代のビジネスニーズに合ったシステムへの移行を計画的に進める必要があります。

また、社内のコミュニケーションと属人化しないよう知識共有の強化も重要です。

結論

まず自社のシステムがレガシーシステムなのかどうなのか? 見極めてください。

そのシステムを継続して使うのであれば、

属人化されていなか?

「そのシステムは本当に作りこまないと使えないのか」

外注している場合は

メンテナンス料金は妥当か?

考えてみる事が大事です。

それが、DXを推進する第一歩になると思います。